シャープ、EDIX東京で未来の教育を形作る最新技術を披露
2024年4月23日から25日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトにて開催される「第16回 EDIX東京」に、シャープがDynabook株式会社と協力して出展します。本展では、GIGAスクール構想のさらなる進展に向けた新しい学習端末や各種デジタルコンテンツを紹介し、更にはAIや最新技術を用いた教育ソリューションについても幅広く提案する予定です。
主な出展内容
「学びの質の向上」ゾーン
このゾーンでは、子ども一人ひとりに最適化した学びを提供するための学習支援システム「インタラクティブスタディ7」を展示します。これはデジタル教科書と連携し、個々の学習スタイルに応じた教材を提供するもので、質の高い個別指導が可能です。また、中・高校生向けに新機能が追加された辞書教材サービス「Brain+」も紹介されます。AIを活用して英文の要約や言い換えを簡単に行えるため、生徒たちの学習をサポートします。さらに、Dynabookの堅牢で使いやすい学習用端末を体験することもできます。
「充実した学校生活」ゾーン
ここでは、教育環境を豊かにするための最新の映像表示技術が披露されています。大型LEDディスプレイやPCを必要としないサイネージ、そして「ePoster」と呼ばれる最新の電子ペーパーディスプレイが注目を集めるでしょう。特に、ePosterは消費電力が0Wで常に情報を表示し続けることができるため、環境への配慮もなされています。また、会議でのプライバシー情報を安全に扱うためのエッジAI技術によるDXソリューションも紹介され、効率的な議事録作成をサポートします。
「先端教育の創出」ゾーン
このセクションでは、モバイル型コミュニケーションロボット「RoBoHoN」と生成AI「ChatGPT」を連携させた教育アプリが目玉になります。これにより、ロボホンとのインタラクティブな対話を通じたプログラミングの学習が可能になります。さらに、VRヘッドマウントディスプレイを利用した体験型学習も参考出展され、未来の教育の在り方に一石を投じる内容となっています。
出展の詳細
出展ブースは東京ビッグサイト南展示棟2ホールの小間番号10-20です。出展商品やソリューションの詳細は、シャープの公式サイトにも掲載されています。
シャープ 教育ソリューション
EDIX東京の目的
「EDIX東京」は、教育とICTの融合による新しい学習方法や教育環境の提案を目的とした展示会です。文部科学省が推進するGIGAスクール構想の第2期に当たる本プロジェクトは、1人1台のデバイスと整ったネットワーク環境を基盤に、新たな学び方を模索しています。このような背景から、シャープが出展することは、教育におけるデジタルトランスフォーメーションを象徴するものと言えるでしょう。
まとめ
今回は、シャープが「EDIX東京」で発表する新技術やソリューションを通じて、膨大な可能性を秘めた未来の教育について考察しました。教育現場におけるIT導入が進む中で、今後の教育スタイルにも大きな影響を与えることが期待されます。参加者がこれらの技術に触れ、学びの未来を体験する貴重な機会となることを期待しています。