TRUSTART、大阪市タワーマンション228棟の分析結果
不動産ビッグデータの解析で知られるTRUSTART株式会社が、新たに発表したレポートでは、大阪市内に位置する228棟のタワーマンションに関する詳細な所有者分析がまとめられています。この分析は、法人および外国住所所有者の保有動向に焦点を当てており、特に高層階における所有状況が浮き彫りになりました。
1. 本レポートの背景
TRUSTARTが実施したこの分析は、国土交通省が発表した短期売買や国外住所を持つ者の取得に関する調査に基づいています。これまで、東京都心のタワーマンションに関する同様の調査が行われていましたが、今回は大阪市に絞り、228棟を対象に売買動向や所有者属性が検証されています。
2. 大阪市のタワーマンションにおける売買動向
分析によると、大阪市内のタワーマンション(2020年以前に竣工)の中古売買回転率は2022年から2025年にかけて上昇傾向であり、特に北区・中央区・浪速区・西区では流動性が高まっています。中でも北区では、2025年に年率約6%に達する見込みで、タワーマンション市場の活性化が確認されます。
3. 高層階における法人所有の増加
調査の結果、全体で20.5%の法人所有の割合が示されたものの、階数別に見ると上階ほど法人所有の比率が増加することがわかりました。特に46階以上のタワーマンションでは、34.4%が法人により所有されています。築年数別でも、新築・築浅の物件では法人所有が集中していることがわかります。
4. 外国住所所有者の割合
全体の8.0%を占める国外住所所有者は特に26〜30階帯で10.1%とピークに達し、中国や台湾からの購入者が多数を占めています。この傾向は北区・中央区・西区・浪速区など、タワーマンションが集中する地域でも顕著です。
5. 結論
このレポートを通じて、大阪市内のタワーマンションにおける所有者の実態が詳細に分析され、法人および外国住所所有者による保有の高まりが明らかとなりました。TRUSTARTは今後も、不動産ビッグデータの分析を通じて、企業の戦略的なデータ活用を支援していくとしています。
6. ダウンロード情報
本レポートの詳細は、TRUSTARTのウェブサイトから無料でダウンロードできます。また、調査結果を使用する際は、出典として「TRUSTART株式会社調べ」と記載するようお願いされています。
不動産市場の流動性が高まる中、法人や国外住所所有者の動向には今後も注目が必要です。