「アオアシ」作者小林有吾先生が高知ユナイテッドSCを応援します！

サッカー漫画「アオアシ」で知られる作者・小林有吾氏が、高知ユナイテッドSCの2021年シーズンのトレーニングウェアに協賛することが発表されました。このコラボレーションは、彼の漫画と高知のサッカーを結びつけ、地域のサポーターを強化する大きな一歩となります。

小林氏は愛媛県出身であり、四国を拠点としているサポーターでもあります。後に彼は自らの思いを語り、この協賛の背景には特別な理由があると述べています。それはまず、高知ユナイテッドSCの魅力的な雰囲気を体感したことです。彼が観察したところ、このチームはまだ小さな存在ではありますが、サポーターや選手たちが一体となって高知を盛り上げようとする姿勢が印象的でした。

特に昨年のホーム初勝利の盛り上がりは忘れられないもので、実況を担当していた解説者たちが感動で涙を流している光景に心を打たれたそうです。小林氏はその瞬間に「このようなクラブは他にはない」と確信し、高知が一丸となって進むことで大きな力になる可能性を感じたと語っています。

次に、同じ四国として愛媛FCを応援する彼にとっても基盤を強化することの重要性を考えています。高知ユナイテッドSCがJFL以上のレベルに昇格し続けることで、高知の下部組織が充実し、四国全体の育成が進んでいくことを願っています。実際、地域の育成リーグが充実していくことで、選手が都心のクラブに流出するのを防ぐことが期待できます。彼自身、愛媛FCのサポーターとしての立場からも、高知ユナイテッドSCを支援したいとの意向を示しました。

とはいえ、継続的な協賛は難しいかもしれないとのリスクも認識しています。そのため、2021年シーズンのこの協賛を通じて、アシトの姿を借りて高知に熱い声援を送ることを決意したのです。将来、春野で高知ユナイテッドSCを応援する日を待ち望んでいると語ります。

小林有吾氏は、自身の作品「アオアシ」を通して、サッカー愛と地域の応援の大切さを体現していると言えます。「アオアシ」は、愛媛に住む中学三年生の青井葦人がJリーグのユースチーム監督と出会うことで始まる物語で、その中で彼が成長していく様子が描かれています。この物語が持つ普遍的なテーマが、地域への愛をより一層深める要因となっているのかもしれません。

小林氏の協賛により、高知ユナイテッドSCの選手たちがこのトレーニングウェアを着て強い思いを持ちながら練習する姿を楽しみにしています。今後の展開に注目が集まります。