いぶき福祉会、設立30周年を記念し地域と未来を考えるイベントを開催
社会福祉法人いぶき福祉会は、1994年の設立から30周年を迎え、地域社会と共に歩んできた歴史を記念するイベントを開催します。2024年7月5日(金)から7月10日(水)まで、岐阜市にあるぎふメディアコスモスを会場に、記念式典、展示、セッション、セミナーなど、多彩なプログラムが展開されます。
30年の歩みを振り返り、未来への展望を共有する記念式典
7月6日(土)には、記念式典が開催されます。いぶき福祉会に関わりの深い方々をお招きし、過去30年間の歩みを振り返り、これまでの感謝の気持ちを込めて、これまでの成果を祝います。同時に、これからの福祉のあり方について話し合い、未来に向けて新たな一歩を踏み出すための時間を共有します。
いぶきの活動を写真や映像で紹介する記念展示
7月5日(金)から7月10日(水)までは、ぎふメディアコスモスの「みんなのギャラリー」にて、記念展示「夢よもっとひろがれ展」が開催されます。いぶき福祉会の30年間の活動、地域とのつながり、そして未来への展望を、写真や映像、展示を通して紹介します。ワークショップなども開催予定で、来場者は自由に鑑賞できます。
新しい福祉の形を考える「ケアリング・セッション 対話と音楽の夕べ」
7月5日(金)には、「ケアリング・セッション 対話と音楽の夕べ」が開催されます。新生児専門医の寺澤大祐氏による講演では、温かい言葉で心を励ますメッセージが届けられます。さらに、ジャム工房「リスのほっぺ」アンバサダーの粥川なつ紀氏とのトークセッションやミニライブも予定されており、参加者は音楽と対話を通じて、新しい福祉の形について考える機会を得られます。参加には事前予約が必要で、定員は200名です。
岐阜大学教授を招き、福祉の支援について考える「記念セミナー」
7月6日(土)には、「仲間から学び続けるということ」と題した記念セミナーが開催されます。岐阜大学教育学部教授の別府哲氏をゲストに迎え、いぶき福祉会の活動を長年見守り、支援について考え続けてきた経験を語ります。セミナーは、参加者との対話形式で行われ、共に学び合う場となる予定です。参加には事前予約が必要で、定員は200名です。
いぶき福祉会について
社会福祉法人いぶき福祉会は、1994年に岐阜市で設立された、障害福祉分野の社会福祉法人です。障害のある方々が、生き生きと暮らしていける地域社会の実現を目指し、障害のある方自身とその家族、職員、地域の人々が力を合わせ、様々な活動を展開しています。岐阜市内を中心に、就労継続支援事業、生活介護事業、共同生活援助事業、計画相談支援事業、短期入所事業、居宅介護事業など、多岐にわたる障害福祉サービスを提供しています。
いぶき福祉会が展開するプロジェクト
近年では、地域住民との交流を深める「えんがわマルシェ」、自然栽培農法に取り組む「いぶきファーム」など、様々なプロジェクトを展開しています。また、「招き猫マドレーヌ」「かりんとう」「百々染(草木染め)」「りすのほっぺ(ジャム、ポン菓子)」などのオリジナルブランドも展開しています。
受賞歴
これまで、いぶき福祉会は数々の賞を受賞してきました。2011年の御下賜金拝受をはじめ、2014年の「若者が選ぶ岐阜の魅力的な会社100選」認定、2015年の「清流の国・森の恵み大賞」優秀賞受賞など、地域社会への貢献が認められています。
30周年の節目を迎え、更なる発展を目指すいぶき福祉会
30周年を機に、いぶき福祉会は新たなスタートを切ります。地域社会との連携を強化し、障害のある方々が安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、更なる発展を目指していきます。