浅草いちご祭レポート
2024-04-17 14:00:01

浅草いちご祭レポート!規格外いちごで地域を盛り上げるイベント

浅草いちご祭レポート!規格外いちごで地域を盛り上げるイベント



2024年3月9日、10日の2日間、東京都台東区浅草で「浅草いちご祭」が開催されました。企画・プロデュースしたのは、農作物調達AIプラットフォームを開発する株式会社Kukulcanです。このイベントでは、福島県大熊町産のいちごが主役。規格外のため、通常は廃棄されてしまういちごを積極的に活用することで、食品ロス削減と地域経済活性化に貢献しました。

27店舗が参加した、いちごづくしのイベント



浅草エリアの27店舗もの飲食店や食品加工業者と協力し、いちごを使った多彩なメニューが提供されました。いちごのパンケーキや大福、ジェラートといった定番メニューから、いちごのパスタといった変わり種まで、参加者はそれぞれの好みに合わせたメニューを楽しむことができました。

イベントには地域住民や観光客など、延べ182名もの来場者があり、大盛況のうちに幕を閉じました。参加者からは「ふぞろいのいちごでもこんなに美味しいとは!」「見た目だけでなく、味や品質に魅力を感じた」といった声が聞かれ、規格外いちごへの高い評価がうかがえました。また、サステナブルな取り組みへの賛同も多数寄せられました。

規格外いちごの魅力とは?



「浅草いちご祭」の最大の特徴は、一般的に流通している完熟で美しいいちごではなく、福島県大熊町の株式会社ネクサスファームおおくまから直接仕入れた、規格外のいちごを使用している点です。

Kukulcanは、農園から直接、飲食店が農作物を仕入れられるプラットフォームの開発を目指しています。規格外品や余剰在庫といった、通常廃棄されてしまう農作物を活用することで、食品ロス削減と持続可能な農業への貢献を目指しています。今回のイベントは、その取り組みの一環として企画されました。

参加店舗の声



参加店舗からは、「いちごというインパクトのある商品があると、お客さんに宣伝しやすい」「色が鮮やかで人目を引く」「酸味と甘味のバランスが良く、香りが良いのでお菓子の原料として最適」といった声が聞かれました。規格外いちごは、見た目こそ完璧ではないものの、味や品質は十分に高く、飲食店にとって魅力的な食材であることが分かります。

今後の展望



いちごの出荷ピークは1月頃ですが、3月になると徐々に収量が減り、規格外品が増加します。Kukulcanは、いちごに限らず、農作物全般に出荷ピークの時期があり、規格外品や余剰在庫が増える問題の解決を目指しています。

同社は、開発中の農作物調達AIプラットフォームによって、誰もが簡単に規格外農作物を入手できるようになり、食品ロス削減とサステナブルな農業社会の実現に貢献できると考えています。

関係各所



株式会社Kukulcan

企業理念:「誰も、何も切り捨てられることのない世界へ」
事業内容:農園と人をつなぐ農作物調達AIプラットフォームの開発
設立日:2024年2月
所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 FinGATE KAYABA 3F
代表取締役:ホン リナ
URL:https://kukulcan.inc/
Instagram:https://www.instagram.com/kukulcankuku/

株式会社ネクサスファームおおくま

いちご供給元
設立日:2018年7月17日
URL:https://nexus-f.co.jp/

今回の「浅草いちご祭」は、規格外いちごの活用を通じて、地域社会と農業の持続可能性に貢献する、意義深いイベントとなりました。

会社情報

会社名
株式会社Kukulcan
住所
東京都中央区日本橋茅場町1丁目8−1 茅場町一丁目平和ビル3F 株式会社Antler内
電話番号
080-4237-7838

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