CES 2026での新しい挑戦
株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市)は、世界最大級のテクノロジー展示会であるCES 2026に新製品「ReFa AI color recipe PRO」を出展することを発表しました。このイベントは、2026年1月6日から9日までアメリカのラスベガスで行われます。MTGは、本製品を通じて、プロフェッショナルが持つ技術をテクノロジーによって再現し、国内から海外へ革新的な美容ソリューションを発信することを目指しています。
ReFa AI color recipe PROとは
「ReFa AI color recipe PRO」は、次世代のヘアカラーAIソリューションであり、特にハイトーンカラーに特化した技術を持っています。このシステムは、AIを活用して、約4,500通りのカラーレシピからお客様の要望に最適なカラーを瞬時に提案します。トップスタイリストの鈴木翔貴(SHOKI)氏の監修のもと開発されたこの製品は、サロン現場の生産性向上と顧客満足度の最大化を目指しています。
アプリの開発は、株式会社FABIAが行い、MTGがブランディングとマーケティングをリードしています。施術前に髪の写真を撮るだけで、AIが最適なカラーレシピを提供し、施術後の結果を分析してフィードバックを行います。これにより、初心者からベテランまで、誰でも安心して高品質な仕上がりを実現できるのです。
課題解決に向けた取り組み
近年、ヘアカラーの利用率は増加していますが、高度な技術が必要とされるハイトーンカラー施術には多くの課題が存在しています。特にサロン間で施術品質のばらつきが問題視されており、MTGはこの課題を解決するためにAIソリューションを開発しました。
この製品は施術データを可視化し、サロンやスタッフの技術力向上を支援します。教育や顧客体験の向上を通じて、サロンの成長を促進することが期待されています。
鈴木翔貴氏の役割
本製品の監修を行った鈴木翔貴(SHOKI)氏は、ハイトーンカラー分野での高い技術力に定評があるスタイリストです。彼の独自のブリーチ理論に基づいた色表現は、アーティストやインフルエンサーからも支持を受ける存在です。彼の豊富な経験がこのプロジェクトに深く根付いています。
未来の展望
MTGは「ReFa AI color recipe PRO」を通じて、ヘアサロンの生産性や施術クオリティの均一化に貢献し、美容学校での教育環境も整えていく考えです。今後はAIに最適化された専用カラー剤を開発し、高精度な施術を実現することで、業界全体の技術向上につなげていく予定です。この取り組みが、若手スタイリストの活躍を促し、顧客の満足度を高めることに繋がることを期待しています。
CESについて
CES(Consumer Electronics Show)とは、世界最大のテクノロジー展示会であり、毎年1月にラスベガスで開催されます。国際的な企業や新興スタートアップが最新の技術や製品を披露し、世界中の注目を集める場として知られています。これからの業界の可能性を探る上でも、MTGの出展は大きな意味を持つことでしょう。
ReFaブランドの理念
ReFaは「VITAL BEAUTY」をテーマに、革新的な美容習慣を提案するブランドです。時間や場所、性別を問わず、新たな美容の喜びをもたらすことを目指し、美容の可能性を広げています。涼しい戦いが始まりますが、MTGの挑戦から目が離せません。