四国水族館開業
2018-06-26 19:26:43

四国最大級の水族館「四国水族館」が2020年春に開業を迎える

2020年3月、急速に近づく「四国水族館」の開業が話題になっています。この水族館は香川県綾歌郡宇多津町に位置し、四国最大級の規模を誇ることから、地域観光の新たな拠点として期待されています。水族館の素晴らしさはそのテーマにも見られ、四国の豊かな水系を基にした展示が中心です。

特に注目すべきは、太平洋大水槽「綿津見の景」です。この巨大水槽は650トンもあり、カツオ類やアカマンボウなど、飼育が困難な魚たちを展示することができます。そして「鮫影の景」と名付けられたサメ影水槽では、約4.5メートルの丸窓から、サメの勇壮な姿を真下から見上げることができ、これまでにない体験を提供します。

また、「四国水族館」の大きな魅力の一つに、四国唯一の本格的なイルカライブがあります。このイルカプールは海面とプールの境界が曖昧になり、訪れる人を驚かせるダイナミックな演出を可能にしています。特に夕日をバックに行われるイルカのパフォーマンスは、心に残る風景として多くの人に感動を届けることでしょう。

開業に向けて行われた記者会見では、(株)四国水族館の代表である流石学氏が水族館のコンセプトや今後の展望について語りました。流石氏は「四国水族館は全く新しい次世代型の水族館です。訪れるたびに新たな体験ができるよう、空間の演出に工夫を凝らしており、季節の移り変わりや時間帯によって変わる景色を楽しんでいただけます。継続的に投資し、時代のニーズに合わせたコンテンツを充実させていくことを目標としています」と述べました。

さらに、宇多津町は四国と本州を結ぶ重要なアクセス地点に位置し、アクセスが非常に良好です。この立地は香川県内や四国全体の観光ユーザーを引き寄せる要素となるでしょう。四国水族館のオープンにより、観光客の増加が見込まれており、地域経済の活性化にも寄与すると期待されています。

年間1400万人が訪れる四国にとって、この水族館は企業誘致や雇用創出の起爆剤になり得ます。流石氏は「地元のこどもたちが誇りに思える水族館作りを目指し、地域の方々と共に盛り上げていきたい」と強調しました。

また、四国水族館の開業年である2020年は、東京五輪とも重なるため、国際的な来訪者も見込まれています。初年度の入館者数は120万人を目指し、2年目以降も安定した集客を志向しています。観光名所としての「四国水族館」に足を運び、多くの方々にその魅力を体感していただきたいものです。

会社情報

会社名
株式会社 四国水族館開発
住所
香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
電話番号
0877-49-4590

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