コドモンとデイロボの連携で療育現場を変える業務効率化

産業の未来を見据えたコドモンとデイロボの提携

保育・教育施設向けICTサービスを提供する株式会社コドモンは、療育サポートアプリ「デイロボ」とのシステム連携を発表しました。この連携は、療育施設の職員が直面している業務の煩雑さを解消し、職員が療育により集中できる環境を創出することを目指しています。

療育の重要性と課題

療育とは、特別な支援を必要とする子どもたちの成長を促すための教育や訓練、および治療を指す用語であり、国民健康保険連合会を通じて報酬が支払われます。しかし、現在の療育施設では、報酬請求のために必要な書類作成が煩雑であることが大きな課題となっていました。利用者の入退室実績やサービス提供の証明を整形することに多くの時間が費やされ、実際の療育にかけられるリソースが限られています。

システム連携の効果

コドモンが提供する機能をデイロボに統合することで、入退室情報を自動的に取り込むことが可能になります。これによって、国保連への請求書類の作成が自動化されるため、職員が行うべき手作業が著しく減少します。さらに、法改正や報酬改定にも迅速に対応できるため、療育施設にとって持続可能な運営が実現できます。

デイロボの概要と特長

デイロボは、児童発達支援や放課後等デイサービスを行う事業所向けに設計されたブラウザベースのアプリです。このアプリは、業務の効率化を図り、職員が入退室管理や実績記録、電子的なサイン収集、請求データの作成を行うことができます。特に、国保連への報酬請求に必要な業務が簡素化され、職員の業務負担が軽減される点が大きな特徴です。

利用者への影響

職員が業務に追われることなく、より多くの時間を療育や支援に充てることができる環境が提供されることで、利用者へのケアがより一層充実します。デイロボはその高い評価から、全国の療育施設や障害福祉サービス事業者での採用が進んでいます。これにより、療育の質だけでなく、施設全体の運営効率も向上し、社会に貢献するサポートが実現されます。