「奈良工芸の粋」展
2025-02-10 12:48:32

奈良名産を一堂に集めた「奈良工芸の粋」展の魅力紹介

奈良の魅力が詰まった「奈良工芸の粋」展



奈良を訪れる際、多くの人が寺社仏閣を巡り、その歴史や文化を感じることでしょう。しかし、奈良のもう一つの顔、それが「工芸」という文化です。奈良はその地理や歴史的背景から、多くの伝統工芸品が受け継がれてきました。この度、株式会社奈良新聞社が主催する第9回「奈良工芸の粋」展が、名勝依水園・寧楽美術館において、2024年3月13日から17日までの5日間開催されます。

絵画のような工芸品の数々



本展では、奈良漆器や赤膚焼、一刀彫をはじめとする14の工芸分野から、53名の作家の作品が展示されます。これらの作品は、奈良という地が持つ独自の風土や文化の中で育まれたものであり、それぞれに作家の想いや技法が込められています。多彩で高品質なこれらの作品に触れることで、奈良の工芸への理解が深まることでしょう。

新たな試み「まほろば」をテーマに



今年の特徴的な試みとして、各作家が設けられた「統一のテーマ」に基づいた新作を出品します。本年のテーマは「まほろば」。古代奈良の理想郷を象徴するこの言葉は、作家たちの心の中に宿る思いを具現化した作品を通じて表現されています。この特別な作品は、この展覧会でしか入手できない貴重なものとなるため、見逃せません。

オンラインショップ開設の実施



また、会期終了後には、この新作を購入できるオンラインショップがオープンします。全国の方々に奈良の工芸品を広め、作家の制作活動を支援する新たなプラットフォームが整備されることにより、さらなる楽しみを提供してくれるでしょう。

ギャラリートークや特別企画も充実



他にも、作家と直接会話を楽しむことができるギャラリートーク、さらには特別企画としてチャリティオークションも開催予定です。ここでは、作家の収益の一部が災害支援に寄付されるなど、社会貢献の一環にも積極的に取り組んでいます。ギャラリートークは、午前中に作家のもとを訪れ、その世界観を感じる貴重な機会となっています。

伝統と現代の融合



奈良の希望を繋ぐこの展覧会では、古き良き奈良の伝統が新たな形で表現されています。工芸品を見るだけでも奈良の文化を感じることができますが、作家と話すことで、さらに深くその魅力を知ることができるでしょう。依水園の美しい景観の中で、心静かな時間を過ごしながら奈良の工芸に触れてみるのはいかがでしょうか。

この「奈良工芸の粋」展は、入園料が必要ですが、その価値は十分にあると自信をもってお伝えします。公共交通機関を利用して、ぜひ足を運んでみてください。

開催情報


  • - 日時: 2024年3月13日(木)~17日(月)
  • - 場所: 名勝依水園・寧楽美術館 (奈良市水門町74)
  • - 入園料: 一般1200円(陶芸、染織、木工などの美術品も入場含む)

この展覧会が、奈良の工芸文化をより多くの方々に伝え、知っていただく良い機会になることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社 奈良新聞社
住所
奈良県奈良市法華寺町2‐4
電話番号
0742-32-1000

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