新産業用サーボモータ
2025-03-18 11:58:41

双葉電子が新たに発表した産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」や新プロトコルの全貌

双葉電子が新型産業用サーボモータを発表



2024年11月1日、双葉電子工業株式会社は最新の産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」を発売しました。この新型モータは、注目の新プロトコル「CM.BUS」と、最新のベクトル制御技術を搭載しており、データ伝送効率と制御機能の両方を大きく向上させました。

新プロトコル「CM.BUS」



「BLA21-12R3-C01」に搭載された「CM.BUS」は、データ伝送の効率を最大60%も改善するための新しいプロトコルです。従来の通信方式に比べて、送信時のヘッダーデータに必要なデータを結びつけ、サーボ内部で事前にデータを記録し、最小限のデータ伝送で運用できるように設計されています。これにより、通信時のデータ量が減少し、高速化が実現されます。この技術は特許出願中とのことです。

ベクトル制御の導入



さらに、「CM.BUS」と組み合わせて使用されるベクトル制御は、モータの電流を正弦波にすることで効率的な動作を実現します。この新技術により、高負荷時でも発熱を抑えつつ、モータの寿命を約20%向上させることが可能となりました。実際の試験に基づくデータによると、従来の制御と比較して温度の違いが見られ、熱管理に関する課題を克服しています。

制御機能の強化



新型サーボモータは、従来の原点に基づく角度指定に加えて、現在の角度を基にした「相対角度制御」を実装しています。それにより、ユーザーは動かしたい角度を直接指定することができ、より直感的な動作が可能になります。この機能は、多様な産業応用でも特に有用です。

ベルトコンベヤでの実績



「BLA21-12R3-C01」の導入には、ベルトコンベヤのような自動化されたラインが考えられます。この新しいサーボモータにより、効率的で安定した運用が期待され、企業の生産性向上に寄与するでしょう。

アップデート情報について



さらに良いニュースとして、2025年4月1日以降にご注文いただいた「BLA21-12R3-C01」は、自動で最新のソフトが実装された状態で提供されることが決まっています。既に購入したユーザーも安心してください。2025年4月1日以降、公式ウェブサイトから無償で最新ソフトをダウンロードできるようになります。使用者は、Windows PCを介しRS485で直接アップデートすることが可能です。

新型産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」は、双葉電子工業による画期的な技術革新の象徴であり、今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
双葉電子工業株式会社
住所
千葉県茂原市大芝629
電話番号
0475-24-1111

関連リンク

サードペディア百科事典: 双葉電子工業 BLA21-12R3-C01 CM.BUS

Wiki3: 双葉電子工業 BLA21-12R3-C01 CM.BUS

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