DX推進の新会社
2021-04-02 10:43:55
デジタル変革を推進する新たな共同持株会社設立の意義とは
デジタル変革を推進する新たな共同持株会社設立の意義とは
近年、多くの日本企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識し始めています。しかし、現実には多くの企業がDXを推進する上でのさまざまな障壁に直面しています。特に、経営層のデジタルに対する理解不足や、実務に精通した人材の不足は深刻な問題です。その中で、株式会社ブリングアウトは、日本産業パートナーズ株式会社との共同でデジットグロース株式会社を設立し、DX推進に力を入れることを発表しました。
DX推進の現状と課題
コロナ禍により、企業のデジタル化は急務となりました。仮想化が急速に進む中、いかにして企業が本来の競争力を維持し、成長を促進するのかが問われています。具体的には、経営戦略に合致したDX推進とそれを実現するための組織体制の二つの側面が不可欠と言えます。しかし、実際には多くの企業が場当たり的な改革に終始し、経営層の一貫したビジョンが不足しています。
さらに、現場では変化に対する抵抗が根強く、実際のビジネス変革がスムーズに行われないことも多いとされています。こうした状況の中で、ブリングアウトは経営コンサルティングファーム出身者とデジタル専門家で構成されるチームを形成し、DXの支援を行っています。
共同持株会社の設立経緯
デジットグロースの設立に至った背景には、これまでの支援実績から得た一定の手応えとともに、経営層のビジョンの一貫性の必要性を感じていたことがあります。特に、トップダウンでのDX推進が重要であるという認識が高まっています。この背景を受けて、共同持株会社を設立し、日本産業パートナーズの投資先企業とより密接に連携し、DX推進の新たな体制を整えることになりました。
新会社の展望と信念
デジットグロースでは、経営陣とともにトップダウンでのDX推進に取り組んでいく方針です。事業のコア自体が競争力を持っているにも関わらず、DXの遅れによって潜在能力を発揮できない企業が多く存在します。それらの企業の成長を支援し、競争力を高めることで日本経済全体の底上げにつながると信じています。
代表者の経歴
デジットグロースの代表を務める中野慧氏は、経営コンサルティングファームにてマネージャーとしてのキャリアをスタートし、その後リクルートでの事業開発責任者としての経験も積んでいます。さらには、スタートアップの代表を務めるなど、豊富な経験を有する経営者です。特にデジタル領域での知見は企業のDX推進に不可欠な要素となるでしょう。
まとめ
昨今、DXは単なるトレンドではなく、競争力を維持するための不可欠な要素となりました。ブリングアウトが設立したデジットグロースは、その課題を克服し、企業の成長を支援する強力なパートナーとしての役割を果たすことでしょう。今後の日本企業の新たな成功のカギは、デジタル改革の推進にかかっていると言えるのではないでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ブリングアウト
- 住所
- 東京都中央区銀座一丁目22番11号銀座大竹ビジデンス2階
- 電話番号
-
03-6899-2521