愛媛県松前町に開校したローカルビジネスカレッジの取り組み
愛媛県松前町に新たに設立された「ローカルビジネスカレッジ松前校」は、中小企業の経営力を高めることを目的としています。このカレッジは、愛媛新聞社とITスタートアップ企業ウェイビーとの連携により開校され、特に地域の経済成長を促進することに重点を置いています。
開校式は7月3日に行われ、多くの地域の関係者や新たな受講者たちが集まりました。松前町長の田中浩介氏は、自地域の発展に必要なスキルを習得し、参加者同士が切磋琢磨できる「仲間」を形成する場としての意義を強調しました。
プログラムの内容と受講者の選抜過程
初期段階のプログラムでは、「売れる力の作り方」というテーマが設定され、4カ月間にわたって行われます。受講者は公募を通じて選ばれた中小企業経営者8名で、彼らはeラーニングとオンライングループコンサルティングを受けながら、月に一度集まって進捗報告会を重ねることで、互いに刺激し合いながら成長を目指します。
ウェイビーのCEO、伊藤健太氏も主任講師として参加しており、受講者に向けて「失敗を恐れず、行動し続けることの重要性」を強調しました。「考えすぎることこそが本当の失敗」との言葉は、参加者に新しい挑戦を促すメッセージとして響きました。
今後の予定と展望
このカレッジは、経営者たちが直面するさまざまな課題に対する解決策を学ぶ場として機能していくでしょう。最終段階となる成果発表会は10月30日に公開で開催される予定です。また、早くも第2期の受講者募集が11月から開始されるとのこと。新たな経営者たちが次の学びの場に加わることによって、さらに地域全体の経済活性化が期待されます。
このように「ローカルビジネスカレッジ松前校」は、地域密着型の学びの提供を通じて、愛媛県の中小企業経営をサポートし、地域経済のさらなる発展に寄与することを目指しています。今後の展開に注目です。
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