邑久町漁協の挑戦
2026-03-17 17:25:46

岡山・邑久町漁協が自然共生サイトに登録、持続可能な漁業への取り組みが光る

岡山・邑久町漁協が自然共生サイトに登録



岡山県瀬戸内市にある邑久町漁業協同組合が、環境省の「自然共生サイト」へ登録される快挙を達成しました。「瀬戸内市邑久町牡蠣の恵みと未来の海の維持・保全計画」という名のこの取り組みは、持続可能な漁業と海洋生態系の保全に向けた地域の積極的な努力を証明しています。

牡蠣養殖の歴史と新たな挑戦



d他の多くの地域と同様に、高齢化や担い手不足に悩む邑久町ですが、2019年に株式会社マルト水産が主導したMSC漁業認証取得プロジェクトが大きな転機となりました。漁業者主体での努力により、通常18ヶ月はかかるとされる審査をわずか7ヶ月でクリアし、世界初となる牡蠣の垂下式漁業のMSC漁業認証を取得しました。

この認証に向けた取り組みは、UMITO Partnersのサポートのもとで実施され、現在も強固なモニタリングや改善活動が続けられています。自然共生サイトへの登録は、これまでの努力が評価された結果とも言えるでしょう。

アマモの保全活動



また、邑久町の漁場は瀬戸内海国立公園内に位置し、豊かな生態系が魅力です。アマモと呼ばれる海草の保全活動も行われており、漁業者たちは2012年からその再生に取り組んでいます。アマモは魚類の産卵場として重要な役割を果たし、牡蠣養殖にとっての生育環境の維持にも寄与しています。

一方で、アマモ場の減少が深刻化しており、邑久町漁協は周囲の協力を得て、種の回収や播種といった積極的な活動を展開しています。このような努力が、地域の自然環境を支える原動力となっているのです。

多様な主体との協働



なお、本計画では漁業者、企業、地域住民、消費者との協力によって、環境教育の推進や生態系保全の取り組みを行っています。取引先や消費者、さらには教育機関と連携して、海の大切さを広めるための活動を続けています。これにより、多くの人々が自然環境に関心を持ち、共生の重要性を理解するきっかけとなるでしょう。

地域の声



邑久町漁業協同組合の代表も、この成果を誇りに思い、先人たちの努力に感謝の意を示しています。彼によれば、この海域は単なる漁場ではなく、未来へと受け継ぐべき大切な宝物です。持続可能な漁業を通じて、地域の価値をさらに高めていく意向を表明しています。

自然共生サイトとは?



自然共生サイトは、生物多様性保全を目指す地域主体の取り組みを国が認定する制度です。日本の海と陸を含む30%の保全を目指す国際目標「30by30」に沿った国内のプロジェクトの一環として位置づけられています。

この度の登録により、邑久町漁協はさらに多くの人々にその取り組みの重要性を伝え、持続可能な漁業と地域の発展に貢献する姿勢を強調しています。これからも彼らの活動が多くの注目を集め、地方自治体や多様な企業とのさらなる連携が期待できるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社UMITO Partners
住所
東京都中央区日本橋小舟町14-7SOIL Nihonbashi 2F
電話番号
080-7675-2920

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