神戸市とSoilの共同プログラム「SoilxKobe」
公益財団法人Soil(東京都渋谷区本社、代表理事:久田哲史)が、神戸市新産業創造課と提携し、社会課題の解決を目指す支援プログラム「SoilxKobe」の開始を発表しました。このプログラムは、社会意義のある活動を行う団体や個人を対象に、最大300万円の助成とともに、実証実験(PoC)を行うための連携先を紹介して、さらなる成長を支援することを目的としています。
プログラムの概要
本プログラムの大きな特徴は、資金助成だけでなく、実証実験の支援も行う点です。最大300万円の助成金を5団体に提供し総額1500万円の助成を実施します。この助成金は、地域に根差した起業家の寄付を原資とし、地域社会への還元を図ります。ここでの特徴は、選ばれる団体に対してPoC(実証実験)の実施に必要なパートナーを紹介し、実際のプロジェクトが進むようなサポートを提供する点です。
賛同起業家一覧
- - 佐渡島 隆平(セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO、兵庫県出身)
- - 辻 庸介(株式会社マネーフォワード 代表取締役社長 グループCEO、兵庫県出身)
- - 久田 哲史(公益財団法人Soil 代表理事)
実証実験支援の重要性
Soilは、これまで「儲からない」けれど「意義がある」プロジェクトの支援を行ってきました。PoC実験によってこれまでのアイデアが実現し、事業が飛躍する例を数多く見てきました。本プログラムでは、神戸市のスタートアップ支援の経験を活かし、特に地域における実績創出に焦点を当てています。
これにより、団体は実施パートナーとして企業や自治体、学校などとの連携を模索しやすくなります。
応募詳細
「SoilxKobe」への応募要件には、団体や個人の所在地の制限がないため、全国からの募集が可能です。2025年3月12日(水)23:59まで応募を受け付けており、オンライン説明会は2月12日(水)12:30から行われます。詳細やエントリーについては、公式ウェブサイトを訪れてください。
応募サイトはこちら
取り組みの背景
神戸市は、過去に実績の豊富なスタートアップ支援を行ってきました。アクセラレーターとの合同プログラムや、スタートアップへの実証機会の提供など、やる気に満ちた支援を行っています。Soilはこの取り組みを参考に、地域企業へのネットワークを生かして、実証実験を可能にするプログラムの実施に至ったのです。
関係者のコメント
- - 神戸市 新産業創造課 課長 出口幸治氏: 「社会課題解決を目指すスタートアップには、資金獲得が大きな課題です。このプログラムを通じて、多くの非営利スタートアップが社会の課題解決に寄与してほしい。」
- - 公益財団法人Soil 代表 久田哲史氏: 「神戸市との連携を経て、多角的な支援を提供できることを嬉しく思います。本プログラムが非営利スタートアップの成長につながることを願っています。」
募集期間とスケジュール
- - 募集期間: 2025年2月4日(火) ~ 3月12日(水)23:59
- - 助成先発表: 2025年5月末頃を予定
最後に
公益財団法人Soilは、社会課題解決を目指す団体への資金助成と成長支援を行うことで、持続可能な社会的インパクトの創出を目指しています。これまでに約50の団体に対して総額約1.5億円を寄付しており、新たなプログラム「SoilxKobe」もその一環として位置づけられています。
詳細については、公式サイトで確認してください。
公式ウェブサイトへはこちら