宮島未奈さんが描く京都競馬場の魅力と新作エッセイ『よどさんぽ』
京都競馬場が開設から100年を迎え、その記念イベントとして特別なコラボレーションが実現しました。作家の宮島未奈さんが人気作品「成瀬シリーズ」の番外編エッセイ『よどさんぽ』を執筆し、これが限定として発行されます。そんな記念すべき作品の裏側と、関連するイベントについてご紹介します。
『よどさんぽ』の成り立ち
宮島未奈さんは、2024年の本屋大賞を含む多数の賞を受賞し、一躍注目を集めている作家です。この度出された『よどさんぽ』は、150万部を超える成瀬シリーズの世界観を広げる番外編として、京都競馬場を舞台としたエッセイです。大学時代に頻繁に訪れていたという宮島さんが、成瀬とその幼馴染・島崎と共に京都競馬場を散策する様子が描かれています。作品の中では、宮島さん自身の印象に残ったレースや競走馬の思い出が描かれ、成瀬が新たな夢を抱く姿が描かれています。
イベント情報と特別配布
『よどさんぽ』の完成を記念して、限定の無料配布も行われます。配布期間は2025年の10月25日から11月22日までで、京都や大阪、滋賀の書店で合計19,550部が配布される予定です。また、11月22日から23日にかけて京都競馬場でも配布され、当日訪れた方がこの特別なエッセイを手に入れるチャンスとなります。
配布場所の詳細
- - 書店 など、複数の書店で配布予定。
- - 京都競馬場では、ステーションゲートでの配布になります。
トークショー開催
お楽しみのトークショーも開催される予定です。宮島未奈さんが自らの作品について語るこのイベントは、2025年11月23日11時45分から行われ、エッセイの執筆に至った経緯や京都競馬場での思い出などが語られます。会場は京都競馬場のターフステージで、入場無料の特別な機会です。
特別なグッズがもらえる!
さらには、トークショーとは別に、京都競馬場での抽選イベントも予定されています。『よどさんぽ』を提示することで、本作品の表紙デザインを使用したブックカバーやしおりが当たるチャンスがあります。これらの特製グッズは、2025年11月8日から11月30日までの期間中に合計1,620名様にプレゼントされる予定ですが、景品が無くなる前にぜひ参加してみてください。
宮島未奈さんのプロフィール
宮島未奈さんは、静岡県富士市出身で、現在は滋賀県大津市に在住。京都大学文学部の卒業生で、2021年には「ありがとう西武大津店」で大賞を受賞。その後、人気を得た作品「成瀬は天下を取りにいく」を発表し、例外的な成功を収めています。今後もますます注目が集まる作家として、作品やイベントから目が離せません。
京都競馬場の100周年を祝し、特別なエッセイやイベントが展開されるこの機会にぜひ足を運んで、新たな文化の一端に触れてみてください。