大村湾のデータ活用
2019-11-13 14:00:46
大村湾データコンソーシアム設立で地域活性化を図る取組みがスタート
大村湾データコンソーシアム設立の背景
大村市と長崎県が協力して設立された「大村湾データコンソーシアム」は、地域の活性化を目指し、データプラットフォームを活用して大村湾沿岸地域を支える取り組みです。ここではその背景や具体的な取り組みについて詳しく解説します。
設立の目的
このコンソーシアムは、大村湾地域の豊かな資源を生かし、地域住民や観光客が訪れたくなるような場所づくりを目指しています。約100万人の人口を有する大村湾沿岸地域は、長崎空港の近くに位置しており、九州新幹線西九州ルートの開業によって交通利便性が向上しています。しかし、「素通りの街」化した大村市では、ビジネスや観光客の利用が少ないのが実情です。この課題を解決すべく、コンソーシアムはデータを活用した地域活性化に挑みます。
具体的な取り組み内容
コンソーシアムでは、人流解析や購買分析データ、そして大村市の行政データを活用して新たなデータプラットフォームを構築します。具体的な取り組み内容は以下の通りです。
1. データの可視化
大村湾周辺の施策効果を可視化する仕組みを構築し、その結果を元に新たなサービスや事業戦略を立案します。
2. キャッシュレス決済の整備
地域におけるキャッシュレス決済のインフラ整備を進め、より便利な決済環境を整えます。
3. 人材育成
地域におけるデータ活用人材の育成を進め、地域振興に寄与する人材を増やすことに注力します。
将来の展望
今後の展開として、コンソーシアムは地域住民のために、ヒト、モノ、コト、カネ、エネルギー、情報が大村湾地区内で循環する仕組みを目指します。また、大村湾のブランド化を進め、観光客を対象にした施設や産品の開発を行い、地域経済の活性化を図る計画です。
さらに、この取り組みの成果とノウハウを他地域や他県にも展開し、地方創生や地元の生活者支援に寄与することを目指しています。
まとめ
大村湾データコンソーシアムの設立は、地域活性化に向けた一大プロジェクトのスタートです。データを駆使した新しい地域づくりが進む中、持続可能なスマートシティの実現に向けた期待が高まっています。今後の取り組みから目が離せません。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人Publitech
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-24-12渋谷スクランブルスクエア15階 SHIBUYA QWS BOOSTER OFFICE 7
- 電話番号
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