三井倉庫、インドネシア現地法人でハラール認証を取得
三井倉庫が、インドネシアでハラール認証を取得したことが発表されました。この認証は、インドネシア国内でハラール商品に対する消費者の需要が急増する中、特に飲食料品の保管に対応したものです。2024年10月からハラール表記が義務化されることが決定しており、それに伴ってハラール商品を扱う企業にとって、信用できる倉庫が必要とされているのです。
今回、三井倉庫では一部の倉庫スペースをハラール専用として区分し、特別な訓練を受けた従業員が業務を遂行します。この取り組みにより、ハラール商品の保管サービスを提供することが可能になりました。法規制や消費者ニーズに対する柔軟な対応が求められる中、三井倉庫の施策は、まさに時代に即したサービスと言えるでしょう。
ハラール認証を取得した倉庫の詳細
以下は、ハラール認証を取得した拠点です。
- - ジャカルタ: Jl. Rorotan No.8 Kawasan Industri Cakung - Cilincing Jakarta Utara 14140, Indonesia
- - GIIC: Greenland International Industri Center (GIIC) Jl. Boulevard Blok CB No.1, Desa Sukamukti, Kec. Bojong Mangu, Cikarang Pusat, Bekasi, Jawa Barat
- - スラバヤ SNL: Jl. Lingkar Timur KM5.5 Kawasan Industri & Pergudangan Safe N Lock Blok AP No.6539 Kel. Gebang - Kec. Sidoarjo, Sidoarjo
- - スラバヤ Margomulyo: Jl. Margomulyo No.41 Surabaya 60186, Indonesia
三井倉庫では国際的なサプライチェーンの一翼を担うための高品質な物流サービスを提供しています。保管業務以外にも、荷役、運送、流通加工など多岐にわたって対応しています。世界14カ国以上に展開するネットワークを活用し、各地域のニーズに応じた最適なソリューションを提供し続けています。
ハラール認証の重要性
特にイスラム圏では、ハラール認証は商品に対する信頼を大きく左右する要素です。消費者は、ハラール認証を受けた商品を優先的に選ぶ傾向が強く、企業にとってもこれを取得することは大きな価値になります。三井倉庫がこの認証を取得することで、インドネシア市場での競争力は一層高まると期待されます。
2024年9月23日にハラール認証を取得したことが確認されており、ハラール商品を取り扱う顧客からの信頼を得るための第一歩を踏み出しました。今後の三井倉庫の展開にぜひ注目していきたいと思います。