須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが万博に出展
最近、大阪・関西万博において、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの活動が注目を浴びました。このプロジェクトは、障がいの有無にかかわらず、誰もが楽しめる海水浴場を目指す取り組みです。須磨海水浴場を拠点にした活動が、日本国際博覧会での出展を通じて、多くの来場者に新たな可能性をアピールしました。
新たな連携と認知度向上
万博出展を機に、来場者は須磨ユニバーサルビーチの取り組みを知ることができ、特に夏に向けた認知度向上が期待されています。また、同プロジェクトには兵庫県のキャラクター、はばタンが応援に駆けつけ、場を盛り上げる一助となりました。他の出展事業者とも新たなコラボレーションにつながり、プロジェクトの拡大が促されました。須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの理事で事務局長の土原氏が壇上に立ち、その活動の意義を語ったことも、多くの参加者にとって印象深い瞬間でした。
SDGsに向けた取り組み
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの活動は、ひょうごフィールドパビリオンの『SDGs体験型地域プログラム』にも登録されています。このプログラムでは「みんなの『できない』を『できた!』に変える」というテーマの下、ユニバーサルビーチ体験が行われ、多くの人々に催し物が提供されています。
かつて須磨海水浴場は、関西全域から観光客が訪れる名勝地でした。しかし、最近では騒音や飲酒問題が影響し、訪問者が減少していました。そんな状況を打破するべく、バリアフリー化やユニバーサルビーチ化を進めてきたことで、今では国際的な環境認証「ブルーフラッグ」のアクセシビリティ部門で世界2位を取得するまでになりました。このプロジェクトによって、須磨海水浴場は再び多くの人が集まる魅力的な場所へと生まれ変わろうとしています。
アクセシビリティへの取り組み
プロジェクトでは、さまざまなバリアフリー対策が施されています。具体的には、ビーチマットの設置や水陸両用の車椅子の導入により、障がいのある方が安心して海水浴を楽しめるよう配慮されています。これにより、障害の有無にかかわらず、全ての人々がビーチで楽しい時間を過ごすことができる環境が整っています。
今後の展望
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、2017年に設立されて以来、「みんなの『できない』を『できた!』に変える」を合言葉に活動を展開しています。これからも、地域との連携を強化しながら、持続可能な未来を目指すための教育やイベントを続けていく予定です。
揺るぎない信念のもと、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、より多くの人々が集まり、楽しめるビーチの実現を目指して邁進していくことでしょう。
お問い合わせ先
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト PR事務局
担当:土原
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TEL: 080-3782-4405