森永乳業、ベトナムにおける新たな給食支援プログラムを開始
森永乳業グループが、サステナビリティ経営に取り組む中、ベトナムで子どもたちの健康と栄養を支援するプログラム「Smiles & Health for Children」が新たに始まります。2025年7月から始まるこの第3期プログラムでは、支援対象地域が拡大され、より多くの子どもたちへ栄養の寄与を目指します。
プログラムの背景と目的
森永乳業は、2023年5月からベトナムでの給食支援プログラムをスタートし、既に第2期の取り組みを完了しています。これまでの成果をもとに、今後の支援を強化していく方針です。特に、今回の第3期では、ディエンビエン省に加えライチャウ省にも支援を広げ、幼稚園児から小学生を対象にすることで、さらに多くの子どもたちの栄養改善を図ります。
プログラムの内容
第3期プログラムでは、調理室の建設や栄養教育の強化が行われる予定です。具体的には、以下のような取り組みが含まれます:
1. 幼稚園と小学校における調理室の建設
2. 教職員への栄養と食品衛生に関するトレーニング
3. 生徒の保護者を対象にした栄養教育の実施
4. 地域の10歳未満の子どもを持つ家庭向けの啓発活動
これにより、子どもたちの健康な成長を支援する基盤を整えていきます。
給食施設の建設とその成果
第2期プログラムでは、トアンザオ郡内で2つの幼稚園に給食調理施設が整備されました。衛生的な調理環境が確保され、地域の教育関係者や園児、保護者が参加した引き渡し式も開催されました。この式典では、森永乳業グループの関係者からもサポートの重要性が語られ、今後の地域社会へのさらなる貢献を誓いました。
参加団体とその役割
このプログラムは、国際NGOのプラン・インターナショナルやワールド・ビジョン・ジャパンと連携して進められます。両団体は、現地での栄養や衛生教育に関するノウハウを提供し、子どもたちの健康改善に向けた様々な活動をサポートします。
終わりに
森永乳業の「Smiles & Health for Children」プログラムは、ベトナムの子どもたちの健康を支える重要な取り組みです。これからも子どもたちの笑顔を増やすために、様々な支援を続けていくことで、地域社会の未来に明るい光をもたらすことを目指しています。