京都・長楽館が115周年の特別企画を開催
京都市東山区に位置する長楽館は、2024年12月1日より国の重要文化財指定を記念した特別企画「115年目のストーリー」を開催します。このイベントでは、長楽館が持つ歴史や魅力を再発見する様々なプログラムが用意されています。
長楽館の歴史と重要文化財指定
長楽館は、アメリカの建築家J.M.ガーディナーによって1909年に建設された洋風住宅です。1986年に京都市の有形文化財に指定され、この度の新たな調査によってその建築的価値と保存状態が再評価されました。2024年10月18日には、建物本体に加え、門や塀、さらに家具51点が国の重要文化財に指定されることが決まりました。
特別ガイドツアーの開催
本企画では、長楽館のスタッフによる館内ガイド付きの特別プランも提供します。特に注目なのは、毎週火曜日に開催される11:05の館内ガイドツアーです。このツアーでは、西洋室とともに通常非公開の和室「御成の間」や茶室「長楽庵」を含む特別な体験ができます。日本の文化を国外に紹介する意義を持つ「御成の間」の折上格天井に吊るされたシャンデリアや、華やかなステンドグラスが魅力の「長楽庵」を見ることができる貴重な機会です。
示される歴史的な展示
期間中、2階バルコニーでは「長楽館の見えない魅力」をテーマに、迎賓館時代の貴重な写真を用いたパネル展示が行われます。この展示では、長楽館の変遷や創設者である村井吉兵衛の業績について触れることができます。
記念イベントとノベルティ情報
長楽館では115周年を記念したプティフールセットも平日限定で販売されます。これには昔からの家紋をモチーフにしたスイーツが含まれ、特別なドリンクとともに楽しむことができます。また、記念のポストカードも宿泊や食事利用の方にプレゼントされます。※詳細は公式サイトを参照ください。
まとめ
重要文化財指定記念ルの「115年目のストーリー」は単なる歴史的意義を超え、長楽館の魅力を多角的に体験できる素晴らしい機会です。多彩なイベントや限定メニューを通じて、訪れる人々に新しい発見と感動を提供するこの特別企画に是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
詳細情報や予約は、長楽館の公式サイトやSNSをチェックしてみてください。長楽館での特別な体験が、皆様をお待ちしております。