LCMセンター新設
2025-07-31 10:30:10

DNPが三芳町に新たなIT運用支援センター「LCMセンター」を開設

新しいIT業務支援の拠点「LCMセンター」



2025年7月31日に、大日本印刷株式会社とそのグループ会社であるDNPロジスティクスが埼玉県入間郡三芳町に「LCM(ライフサイクルマネジメント)センター」を開設することが発表された。このセンターは、IT機器の運用効率化を目指す企業に向けて、キッティングや保管、管理、配送までの一連のサービスを提供することを目的としている。

業務効率化を実現するポイント



IT機器の導入は、近年のデジタル化の進展に伴い、あらゆる業界で不可欠な行為となっている。しかし、PCやタブレット、スマートフォンなど、多様な機器を導入する際には、特有のソフトウエアのインストールや設定、ラベル貼付など、多岐にわたる作業が発生する。このため、企業は作業負担が増大し、その管理に必要なリソースの確保も難しくなっている。DNPは、これらの課題を解決するために、「LCMセンター」を活用して業務効率化を図ろうとしている。

ハイレベルなセキュリティ体制



「LCMセンター」では、高度なセキュリティ体制が整えられており、個人情報や機密情報を厳格に管理する仕組みが採用されている。過去に多くの機密情報を取り扱ってきた実績をもとに、情報漏えいや不正アクセスを防ぐ対策が徹底されている。企業のIT資産を安全に管理することが、企業にとっても大きなメリットとなるだろう。

充実した作業体制



「LCMセンター」内には約1,000平方メートルの作業エリアが設けられ、さらにスペースは拡張可能であるため、多様な企業の業務に対応できる環境が整備されている。特に、1日に約5,000台のキッティングが可能で、年間で120万台に達する見込みだ。この規模での運用が可能であれば、企業はスピーディーに業務を進めることができるだろう。

DNPの強みを最大限に活かす



DNPグループは、さまざまな業務の代行を行うBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)事業を展開しており、多次元的な業務設計力が強みとなっている。この業務設計力を活かし、「LCMセンター」では企業ごとのニーズに応じた柔軟な対応が可能であり、安定した品質の作業を実現する。

未来の展望



DNPは「LCMセンター」を通じて、IT機器の選定や調達からキッティング、全国規模での導入・設置、運用・保守までの包括的なサポートを提供する。当社はこのサービスを活用し、2027年度には年間売上50億円を目指す方針だ。デジタル化の進展に伴い、企業にとってIT機器の運用管理はますます重要性が増しており、DNPの「LCMセンター」はそのニーズに応える理想的な拠点となるだろう。


画像1

会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 埼玉県 DNP 三芳町 LCMセンター IT機器運用

Wiki3: 埼玉県 DNP 三芳町 LCMセンター IT機器運用

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。