業務効率化の切り札として期待されるクラウドサービス『Edge Tracker』シリーズが、2025年10月1日より新たな標準サービスを提供開始する。これにより、経費精算や勤怠管理がさらにスムーズに行えるようになる。このサービスは、株式会社ミロク情報サービス(MJS)が展開するものであり、マルチデバイス対応により、中堅・中小企業の従業員がリアルタイムで業務管理を行える環境を整えている。
『Edge Tracker』シリーズには、経費精算、勤怠管理、給与明細の参照、年末調整の申告、電子請求書、そしてワークフローといった多様なサービスが含まれている。新たに追加される『Edge Tracker ワークフロー』は、これまでに用意された24種類の申請書ひな型を自由にカスタマイズできる機能を持ち、承認経路も柔軟に設計可能。これにより、各業務において必要な承認プロセスを適切に設定し、スムーズな業務運営が実現する。
特に注目すべきは、『Edge Tracker 経費精算』および『Edge Tracker 勤怠管理』に無償で付帯されるこのワークフロー機能により、複雑な業務環境でも各種申請書を効率的に作成、承認ができるようになる点だ。多段階の承認ルート設計が可能なため、部門や承認担当者を複合的に設定し、迅速かつ正確な業務運営を支援する。さらに、申請・承認時の「取り戻し」「差し戻し」などの機能も充実しており、出張や休職などの理由で不在の場合でも、代理申請機能を使って業務が滞ることはない。
MJSは、これらの新機能の導入を通じて、従業員の利便性を向上させるとともに、人事総務や経理部門の業務効率を大幅に向上させることを目指している。また、同社は各種法改正の対応やお客様のニーズをふまえた製品・サービスの改善にも注力しており、会計事務所や中堅・中小企業の成長をサポートする姿勢を強化している。
なお、『Edge Tracker ワークフロー』の新規販売は2025年9月末で終了するため、導入予定の企業は早めの検討が必要である。既に『Edge Tracker 経費精算』や『Edge Tracker 勤怠管理』を契約中の顧客も、そのまま無償でワークフロー機能を利用できるため、特に関心の高い業務改善の機会を逃さないようにしたい。
価格についても、業務を支援するサービスとして適正な料金設定を行っており、例えば『Edge Tracker 経費精算』は月額8,600円(税抜)から利用可能。また、年額払いプランなども用意されており、企業様のニーズに応じて柔軟に選択肢を提供している。
株式会社ミロク情報サービスは、全国の会計事務所や中堅・中小企業に向けて、経営システムやノウハウ、経営情報サービスを提供し続けている。今後も、財務会計や税務に関する多様なサービスを通じて、ユーザーの業務改善を推進し、経営改革に寄与することを目指している。