岡山大学国際シンポジウム
2025-08-12 03:06:27

岡山大学が開催、国際シンポジウムで高分子化学の最前線を共有

岡山大学 国際シンポジウムの開催



2025年7月11日から12日の2日間、岡山大学の津島キャンパス内にある共創イノベーションラボ「KIBINOVE」にて、「International Symposium on Advanced Polymers and Functional Materials」が開催されました。このシンポジウムには、国内外から約70名の研究者、学生、企業関係者が集まり、高分子化学と機能性材料に関する最新の研究が発表されました。

シンポジウムの目的と意義



国立大学法人岡山大学の那須保友学長が挨拶を行い、文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されたことなどを紹介。将来的に目指す「岡山大学ビジョン」に基づいて、革新的な材料開発を進めることの重要性が強調されました。このシンポジウムは、岡山大学の研究が国際的に貢献できる場となることを目指しています。

名だたる研究者たちによる講演



初日のプログラムでは、アメリカのBrigham Young UniversityからAllan Guymon教授、タイのChulalongkorn UniversityからBoosayarat Tomapatanaget准教授など、国内外の著名な研究者による招待講演が行われました。日本からは、大阪大学の高島義徳教授、信州大学の是津信行教授、岡山大学からは加藤隆史教授、仁科勇太教授、斗内政吉教授、依馬正教授が参加。彼らはそれぞれ最新の成果や技術の動向について発表し、質疑応答を通じて活発な意見交換が行われました。

二日目の活動



2日目には、若手研究者や大学院生による口頭発表やポスターセッションが実施され、参加者による熱心な質疑応答が続きました。研究テーマは材料、光、植物、エネルギーなど多岐に渡り、参加者同士の交流が深まりました。このような場は、国際的なネットワーク構築に繋がります。

今後の展望



岡山大学では、J-PEAKS事業の推進を通じて研究拠点をさらに強化し、革新的な材料開発を進めていく方針です。シンポジウムで得られた知見を基にした研究活動の活性化や、次世代を担う若手研究者の育成にも力を入れていくとしています。地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、さらなる発展が期待されています。

昨今、高分子化学や機能性材料の研究は急速に進化しており、岡山大学はこの分野での国際的なリーダーシップを確立することを目指しています。今後もその取り組みから目が離せません。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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