舞台『ギア』4年目
2015-03-23 15:33:50

京都で大人気の舞台『ギア-GEAR-』が4年目を迎える意義と魅力

京都で大人気の舞台『ギア-GEAR-』が4年目を迎える意義と魅力



日本の演劇界に新たな風を吹き込んでいる舞台『ギア-GEAR-』。この作品が京都でのロングラン公演を4年目に突入し、その成功の背後には様々な取り組みと努力があることをご存知でしょうか。今回は、プロデューサーである小原啓渡氏のビジョンや、制作の裏側、さらには観客の反応を交えながら、この舞台の魅力を掘り下げていきます。

ロングラン公演の構想から始まる



『ギア-GEAR-』は、オフ・ブロードウェイのアイデアを基にした作品で、企画から始まり約15年の歳月がかかりました。小原氏が観劇したブロードウェイの『BLUE MAN』がきっかけとなり、日本の小劇場でもロングラン公演が可能であることを証明しようと試みてきたのです。それを実現するため、2002年には前例のないエンジェルシステムを使った小劇団のロングラン公演を実施し、以後も数回にわたり成功例を重ねてきました。

幾度もの試験公演を経て



2009年に本格的なロングラン作品の制作が始まりました。この過程では、91回にわたる試験公演が実施され、観客の反応によって作品を進化させるという独自の方式を取り入れました。この方法によって、役者たちは観客の期待に応える形でパフォーマンスを調整し、作品の質を向上させていったのです。このアプローチが奏功し、2012年には期待以上の評価を得て正式なロングラン公演の開催を果たしました。

驚異的なリピーターの多さ



『ギア-GEAR-』の大きな魅力は、観客に喜ばれている点です。出演者は 世界で活躍するパフォーマーたちで構成され、マイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングなど多彩な要素が盛り込まれているため、大人から子供まで様々な層に支持されています。さらに、観客のアンケートや反響をもとに作品を日々進化させ続け、リピーターが20回以上観ることは珍しくありません。

公演の実績



すでに900回を超える公演をこなし、2023年6月にはついに1,000回の大台に乗ることが期待されています。これほどの回数の公演を支える背景には、観客とのコミュニケーションや反応を大切にする姿勢があるのです。この舞台は、ただのエンターテイメントではなく、観客との共同創造の場としても機能しています。

チケット情報とアクセス



『ギア-GEAR-』の公演は、毎月第2・4水曜日、金曜日、土曜日、日曜日、祝日の計8公演が行われます。場所は、ART COMPLEX 1928、アクセスは三条河原町から徒歩すぐです。チケットは一般3700円から、学生やシニアにはお得な価格も用意されています。観客の多様なニーズに応えることが、この公演の人気の秘密です。

まとめ



舞台『ギア-GEAR-』は、京都の劇場文化に新たな光を当てています。その成功の背景には、挑戦と反省を繰り返しながら観客と築いた信頼関係があるのです。今後もこの作品が成し遂げる未来に、期待が膨らむばかりです。皆さんもぜひ一度、その目で舞台の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
有限会社一九二八
住所
京都市中京区弁慶石町56 1928ビル3F
電話番号
075-254-6520

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