キノマチプロジェクト
2020-05-26 18:00:22

地域社会の新たな形『キノマチプロジェクト』が始動 - 木と共に歩む未来

まちと森が織りなす新たな地域づくりの挑戦



『キノマチプロジェクト』がスタートしました。このプロジェクトは、まちと森が相互に活かし合う関係を築くことで、新しい地域社会を実現しようとしています。現在、外出が難しい状況において、木を取り入れた暮らしの重要性が高まっています。このWeb特集では、木材を中心とした地域資源の活用方法や、さまざまなノウハウを紹介しています。

キノマチプロジェクトの概要



『キノマチプロジェクト』は、2019年6月に設立され、さまざまな組織が連携して活動しています。参与組織には、株式会社竹中工務店、一般社団法人Deep Japan Lab、NPO法人グリーンズが含まれています。彼らは、木材を活用することで得られる利益を共有し、地域の持続可能性を高めるためにさまざまな活動を行っています。
主な活動内容は、次の通りです。
  • - キノマチ会議の企画・運営
リアル版とオンライン版での交流イベントを開催し、木を基にした地域づくりに関する情報交換を行います。
  • - キノマチウェブの編集・配信
木をテーマにしたマガジンを通じて、未来のヒントを探ります。
  • - 木のまちづくりハンドブックの出版
木材利用のメリットをリサーチや実例を交えながら解説しています。

森林グランドサイクルの理念



キノマチの実現には、森林の資源と地域経済が好循環する『森林グランドサイクル®』の考え方が不可欠です。このアプローチでは、木のイノベーションやまちづくり、森の産業創出、持続可能な森林管理の4つの領域において、様々なステークホルダーが協力することが求められます。この取り組みを通じて、地域全体の発展を促進しようとしています。

特集で紹介する木のある暮らし



特集「おうち木質DIYーオンラインで木を買うー」では、木を取り入れた暮らしを実現するためのさまざまなノウハウを紹介します。地域資源を活用した商品開発を手がける「西粟倉森の学校」では、オンラインでの木材購入支援を行い、家の状況に応じたアドバイスを提供しています。このプロジェクトは、木に関心がある方々に対して特に役立つ情報を提供することを目指しています。
木の素材を取り入れることで、ストレスの軽減や免疫力の向上、学習意欲の向上など、多くの健康効果が期待されています。特に新型コロナウイルスの影響で自宅時間が増えた今、自宅環境を充実させるための支援が急務です。

無料公開するハンドブック



『木のまちづくりハンドブック』は、木材に関する効能や日本の木の文化をわかりやすく解説するもので、最新の研究成果を基にした情報も盛り込まれています。竹中工務店が手掛ける『森林グランドサイクル®』の理念に沿い、木材利用の重要性を広めることを目指しており、このハンドブックは6月に無償公開予定です。

まとめ



『キノマチプロジェクト』は、まちと森の関係を再評価し、新たな地域づくりの道を模索しています。木を中心に据えたさまざまな取り組みを通じて、持続可能な未来を見据えるその姿勢には、多くの期待が寄せられます。現代のニーズに応える新しい生活様式を提案する本プロジェクトに、ぜひご注目ください。特集「おうち木質DIYーオンラインで木を買うー」もあわせてご覧ください。

会社情報

会社名
一般社団法人 Deep Japan Lab
住所
岐阜県郡上市明宝二間手361番地
電話番号

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