スマホ安全対策
2025-08-08 16:18:36

夏休み、親子で考える中高生のスマホ安全対策とリスク

中高生とスマホの危険とストレス



夏休みの時期、スマートフォンが中高生たちの生活にますます深く根付いています。トビラシステムズ株式会社の最新調査によると、93.6%の中高生が自分専用のスマホを所持しており、その多くが日常生活においてこのデバイスを欠かせない存在と認識しています。しかし、その影にはさまざまなリスクが潜んでおり、今年の調査でも多くの中高生がスマホを使っていてトラブルに巻き込まれる可能性があることがわかりました。

調査から見えたリスクの実態



調査結果によると、4人に1人にあたる24.9%の中高生がスマホを通じて何らかのトラブルに経験したことがあると答えています。具体的には、知らない番号からの電話やSNSでの炎上、さらには偽サイトへの個人情報入力など多岐にわたります。この結果は、従来の生活には見えなかった新たな危険が子どもたちを脅かしていることを示しています。

特殊詐欺やSNSのトラブル



特に注目すべきは、最近増加している「ニセ警察詐欺」などの特殊詐欺や、「闇バイト」と呼ばれる、SNSを通じた犯罪の実行役との結びつきです。これらのトラブルに巻き込まれる若年層が増えており、親が知らないところで子どもたちが危険にさらされている状況が顕著になっています。中高生自身も、自らの経験から「誰にも相談しなかった」とする割合が43.4%に上っており、心理的な負担を抱え込んでいることが伺えます。

親と子の見えないギャップ



興味深いのは、親と子どもたちのトラブルに関する認識のギャップです。調査によると、トラブルを経験した中高生のうち、保護者にそのことを伝えたのはわずか36.7%でしかありませんでした。この背景には、「心配をかけたくない」「怒られるかもしれない」といった理由が影響しているとされています。これは、親子間でのコミュニケーション不足を浮き彫りにしています。

ストレスを感じる広告



さらに、実際のスマホ環境においても、中高生たちはインターネット広告からストレスを感じていることが分かりました。80.7%が広告に対して「ストレスを感じる」と答えており、その多くが不快な内容として「性的な広告」や「詐欺広告」を挙げています。こうした広告に対する保護者の反応も同様で、隠れたストレスの原因となっていると考えられます。

安全対策としてのアプローチ



このような状況を受け、トビラシステムズは広告対策アプリ「280blocker」を推奨しています。このアプリは、Web上の有害な広告や詐欺をブロックすることができ、快適なインターネット利用をサポートします。また、家族での共有にも対応しており、親子で安心してスマホを使える環境を整えることが可能です。

まとめ



中高生のスマホ利用が進む中、家族としてどのように子どもたちを守っていくかが課題となっています。親子のコミュニケーションを強化し、互いに状況を理解するための対話を促進することが重要です。また、広告ストレスに対する共通の認識を持ち、対策を講じる姿勢が求められます。これからの夏休み、親子で積極的にデジタル環境について話し合う機会を設け、安心してスマホを利用できる方法を見つけていくことが必要です。


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会社情報

会社名
トビラシステムズ株式会社
住所
愛知県名古屋市中区錦2-5-12パシフィックスクエア名古屋錦7F
電話番号
050-3612-2677

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