オスカーチャレンジャーの新たな挑戦
8月16日、大阪府住之江区のオスカードリーム内でオスカーチャレンジャーがオープンイベントを開催しました。これにより、サウナと不動産が融合した新たな形のコミュニティスペースが誕生します。
本施設は、住之江公園駅に直結した利便性の高い場所に位置し、株式会社キンキエステート、サウナイン株式会社、スウェット株式会社の共同で運営されています。サウナを通じた地方創生を主眼に置き、地域の活性化を目指しています。
施設内には、プラモ家具BAUMによってデザインされたユニークな什器が置かれ、訪れる人々の目を引きます。シェアオフィスやサウナといった多目的空間を備え、今までにない体験を提供します。
オープニングイベントの講演内容
eventでは、興味深い講演も行われました。最初に登壇したのは、株式会社キンキエステートの野村昇平氏。彼は「競売で仕入れる不動産購入ノウハウ」についての講演を行い、その経験を基に競売を利用した不動産再生の手法や成功事例について話しました。特に彼が運営している「泊まれるスナック街GOOD OLD HOTEL」は、SNS映えし話題になるなど、全国メディアにも取り上げられています。
続いて、大門拓童氏が「戸建民泊1泊10万円!今昔荘」と題して、自社の高級民泊や貸切宿の展開について紹介しました。彼の経験は、大手エンジニアリング会社でのプロジェクトマネジメントを経ており、帰国後は大地とコラボレーションして市民向けの民泊事業を行っています。
三番目に登場したのは久田一男氏で、「インバウンド向けサウナ付き民泊施設」についての講演が行われました。彼はサウナとリノベーションを組み合わせた、新たな観光資源の創出に取り組んでおり、その事例として「SAUN9NE」を挙げました。彼の施設は、外国からの旅行者を日本の地方に導くことを目的にしています。
今後の展望と利用方法
オスカーチャレンジャーはサウナが2024年秋にオープン予定で、それまでの間はシェアオフィスやラウンジエリアを利用できます。シェアオフィスは500円、サウナと組み合わせると1250円という価格設定で、月会員料金もお手頃です。平日10:00~20:00の営業時間で利用できるため、仕事やリラックスしたい時間を両立させることができます。
また、8月16日のオープニングイベントは見学可能で、親睦会も設けられ、入場は無料となっていました。オンライン配信も行われたため、遠方からでも参加可能な新しい形のイベントとなりました。
今後のサウナ開業を楽しみにしつつ、オスカーチャレンジャーによる新しいコミュニティの誕生を期待しましょう。