古民家分散型ホテル 「NAE 美濃」に生まれ変わる
岐阜県美濃市に位置する古民家分散型ホテル「NIPPONIA 美濃商家町」が、2026年9月8日から「NAE 美濃」へとリブランディングされ、新たなスタートを切ります。運営を担当するみのまちや株式会社の代表である岡田岳史氏は、この変革の背景に、観光地としての美濃の魅力を深く掘り下げ、地域との結びつきを強化することを根底に置いているそうです。
新たなブランド名「NAE」の意義
「NAE」という名称は、「綯え(なう)」という言葉に由来するもの。「綯う」とは、複数のものをより合わせて、一本の縄にすることを意味します。この言葉に込められた思いは、旅人と地域の人々、ホテルと町、観光と日常という異なる要素を繋ぎ合わせ、美濃を訪れる人々が地域との強い絆を感じられる場を作り出すことです。
昨今の流れと「人に会いに行く美濃」
多くの旅行者が求めるのは、ただの観光地ではなく、実際に地域の人々と触れ合い、日常的な体験を大切にすること。そのため「NAE 美濃」は、「観光する美濃」という枠を越え、訪れる人々にとっての「人に会いに帰ってくる美濃」としての役割を目指します。旅行者のお気に入りとしての記憶を残すために、スタッフとの会話や町の人々との出会いが旅の質を高めることに重きを置いています。
4つの新しい取り組み
「NAE 美濃」のスタートに伴い、宿泊者と美濃との接点を増やすため、以下の4つの取り組みが始まります。
1.
スタッフと歩く「町あるきツアー」
スタッフが案内役となり、美濃の町を共に歩くツアーを実施します。観光地だけでなく、地元の魅力に触れる機会を提供し、出会う人や景色が変わる楽しみを味わえるプログラムです。
2.
「今日の美濃」を届ける公式LINE
チェックイン時に案内される公式LINEでは、街で起こるイベントや新規オープン情報など、リアルタイムの美濃の情報を提供します。訪問するきっかけを創り出し、美濃との接点を増やします。
3.
美濃の顔馴染みになれる「美濃馴染み符」
特別なマップを持参すると、地元店舗で特典が受けられるなどの「ちょっといいこと」を体験できるサービスです。地域の人々と触れ合いながら、少しずつ顔馴染みを増やしていくという目的があります。
4.
宿泊事業売上の一部を地域へ還元
宿泊売上の一部を地域活動に寄付し、町並みの保全や美濃和紙の振興、地域祭りの運営支援などに役立てられます。この取り組みにより、宿泊が地域社会の活性化に寄与することを目指しています。
これからの「NAE 美濃」
「NAE 美濃」は、宿泊を通じて生まれる地域との繋がりが旅の新しい価値を生む場所になります。これからも、美濃を訪れた際に「また行きたい」と思ってもらえるよう、心温まる瞬間と人との出会いを提供していきます。また、遠くにいる人々が美濃を思い出し、つながりを感じることも大切です。
美濃を訪れることで生まれる様々な関係が「もうひとつの日常」を作り出し、人々の心に深く刻まれることこそが、NAE 美濃の真の目的です。美濃が再び人々の心を魅了する、素晴らしい旅の場となることを期待しています。