熊本県産オーガニックバナナの皮を使った新サプリメントが登場

日本のバナナの新たな可能性が熊本県八代市から広がります。熊本県産のオーガニックバナナ「やっちろバナナ」を使ったサプリメント「バナナの皮サプリメント」が、12月25日より販売を開始します。これは、バナナの豊かな栄養を余すことなく利用できる製品で、食べられる皮を粉末化し、特許取得の自然素材・ミドリ麹を加えたタブレット商品です。

この新商品は、バナナの皮に含まれるビタミンやミネラル、そして食物繊維を効率よく摂取できることを目的としています。多くの人がバナナを食べる際、皮を捨ててしまいますが、「やっちろバナナ」は完全無農薬栽培されているため、皮ごと安全に食べることが可能で、環境を考慮した持続可能な農業の一環とも言えます。

「やっちろバナナ」は、農薬や化学肥料を一切使わずに栽培されており、パッケージにもプラスチックではなく、環境に優しいグラシン紙を使用しています。このような取り組みは、消費者に持続可能な選択肢を提供し、食品業界全体の方向性に影響を与えるものです。今回のサプリメント開発には、（株）ユーグレナが共同開発したミドリ麹が加わり、さらなる健康効果が見込まれています。

サプリメントの概要としては、内容量は72g、1粒あたりの重量が1.2gで60粒入り。定価は4,500円（税抜）です。おしゃれな外観と風味豊かなバナナの香りは、子どもから大人まで幅広く楽しむことができるでしょう。野菜不足や栄養不足を気にする方にもピッタリの製品です。

また、バナナの皮サプリメントの発表と同時に、株式会社熊本青果物出荷組合はバスケットボール選手の田渡凌選手とアンバサダー契約を締結しました。田渡選手は、自身のトレーニングの質を上げるためにこのサプリメントを利用することを公言し、発表会にて感謝の言葉を述べました。これにより、アスリート向けの健康サポートという新たな側面も期待されています。

未来の展開として、バナナの葉を利用したサプリメントや、バナナを使ったジャムやスイーツの開発も予定されており、私たちは食を通じて地球環境へ良い影響を与えていく意向を示しています。

また、熊本青果物出荷組合は、持続可能な農業に取り組む農家をサポートしながら、日本全国の消費者に新鮮な青果物を届けることを使命としています。広がる「やっちろバナナ」の活動は、今後の食品選びに新しい基準を根付かせる可能性を秘めているのです。新たに登場した「バナナの皮サプリメント」をぜひお試しください。