2024-2025年「京都きものパスポート」始動!
京都府などで構成された「きものの似合うまち・京都」実行委員会は、着物文化を活かした観光促進の一環として、2024年10月から2025年9月までの期間に「京都きものパスポート」を展開します。この施策は、京都の魅力を存分に楽しみながら、着物を着る機会を増やすことを目的としています。具体的には、着物を着用して特定の施設でパスポートを提示することで、さまざまな特典を受けることができるのです。
パスポートの使い方
「京都きものパスポート」を利用するためのステップは簡単です。まずは、スマートフォンで専用サイト(https://kimono-passport.jp/)にアクセスし、パスポートの提示画面を表示させます。そして、着物を着た状態でその画面を見せれば、特典が受けられます。
提供される特典
このパスポートの特典は多岐にわたり、京都府内の約250の施設で利用が可能です。昨年のデータと比較すると、施設数はおよそ50も増えています。主な特典には、以下のようなものがあります:
- - 美術館や博物館の入館料が無料(10月1日~12月25日)
- - 寺社の参拝時に記念品を進呈(10月1日~12月25日)
- - 対象レストランで20%OFF、また利用者への特別プレゼント(通年)
- - 百貨店等で着物の修繕サービスを提供する「きものレスキュー」(通年)
特典の提供は令和6年10月から始まり、1年間にわたって行われる予定ですが、施設によって特典の期間が異なるため事前の確認が必要です。
このパスポートの特徴
「京都きものパスポート」は、特典提供の施設をマップ検索できる機能があり、ユーザーが近くの特典を気軽に見つけられます。また、着物を楽しむためのコラムや最新情報もサイトに掲載されており、特典は年間を通じて随時更新されます。
連動企画のご紹介
このパスポートに関連するイベントも開催されます。例えば、10月1日から12月25日までの期間に、着物姿でSNSに投稿すると京都の伝統工芸品が当たる「#きものパスポートキャンペーン」が実施される予定です。
さらに、11月16日には「きもので京都さんぽ」と題したミニツアーも企画されており、学習ツアー会社のらくたびとのタイアップで実施されます。参加者は着物を着て京都を散策する楽しみが味わえます。
また、11月1日と12月1日には、パスポートの使い方を紹介するSNS動画も公開予定です。
主催者の紹介
このプロジェクトは「きものの似合うまち・京都」実行委員会によって主催され、京都府や京都市、京都商工会議所などが関与しています。日本の伝統文化を守り、さらにそれを観光資源として活かす取り組みが進められており、今後の展開に期待が寄せられています。
この「京都きものパスポート」を活用して、着物を着たまま京都の美しさを再発見しましょう!