留学生法律教育の提携
2020-07-16 17:05:21
中国人留学生の法律教育を強化する行知学園と伊藤塾の提携
ビジネスのグローバル化が促す新たな学びの形
近年、ますます進展するビジネスのグローバル化に伴い、国際交流が日々加速しています。特に日本と中国の関係性は非常に重要で、両国から多くの企業が進出を図っています。しかし、文化や法律の違いを乗り越えるための専門的な理解を持つ人材が不足しているのが現状です。これを背景に、中国人留学生教育に特化した「行知学園」と、法律教育に定評のある「伊藤塾」が業務提携を結びました。
提携の目的と内容
今回の提携は、両社の特性をうまく組み合わせることによって、中国人留学生に必要な法律知識や教育を提供することを目的としています。具体的には、行知学園が「伊藤塾法科大学院合格講座」の学生を募集し、法科大学院受験や留学に関するイベントを共同で開催します。これに加え、留学生が日本でその後の学業にスムーズに移行できるように、日本語教育も行う予定です。
このプロジェクトによって、両者は法律に関する深い知識を身につけた国際人材の育成を支援することができると見込んでいます。行知学園は、中国人留学生進学指導の実績が豊富であり、伊藤塾は圧倒的な法律資格受験の合格実績を持つことから、その強みを組み合わせて効果的な教育を展開することが可能です。
日本と中国の架け橋を目指す
今回の業務提携は、日中両国の文化や法律に対する理解を深め、実務での活用ができる人材の育成に寄与します。例えば、法律に関する知識不足が企業の進出や投資に並々ならぬ影響を与える事例が多く見られますが、こうした問題を解決するために、両社は共同で力を合わせて取り組むのです。
行知学園は、2006年の設立以来、中国人留学生に対する教育活動を続け、年間4,000人以上に及ぶ留学生をサポートしてきた実績があります。これに対して、伊藤塾は1995年から、弁護士や法律家の卵を育成する講座を数多く展開し、教育におけるノウハウを蓄積してきました。
未来を見据えた取り組み
両社が新たに共同開催する留学イベントや、日本語教育プログラムは、中国からの留学生に多くの選択肢とサポートを提供します。法律の専門知識を持つ国際人材の獲得を通じて、将来的には両国の架け橋となる人々を育て上げたいと考えています。
行知学園と伊藤塾の今後の展望
今後、行知学園と伊藤塾が中心となって進めるこの活動により、より多くの中国人留学生が日本の法律を学び、専門的な職業に就くチャンスが広がります。あらゆる分野において求められる国際的な視点を武器に、彼らが活躍する未来に期待が寄せられています。
この業務提携は、国際間の教育と法律をつなぐ新たな形であり、日中関係をより強固なものにするための第一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
行知学園株式会社
- 住所
- 東京都新宿区百人町2-8-15ダヴィンチ北新宿 3階
- 電話番号
-
03-5937-6597