株式会社テンダが2025年10月28日に、マニュアル自動作成ツール「Dojo」の新バージョンVer.10.4.0を発表しました。この最新バージョンは、企業の業務効率化に寄与することを目的に、特にHTML5形式マニュアルのデザイン選択に関する機能が強化されています。
まず、Dojoは従来のHTML5マニュアルにおける課題を解決するために、新しいデザインの選択肢を提供します。これまで、企業のブランドガイドラインに沿った表紙デザインを反映するのが難しく、ユーザーから不満の声が上がっていました。Ver.10.4.0では、ユーザーの要望が反映され、ブランドカラーやロゴの設定、配色やアイコンの選択が容易にできるようになりました。これにより、ユーザーは業務マニュアルを自社らしいデザインで共有しやすくなります。
さらに、テンダはアクセシビリティの向上を重視し、高齢者や色覚多様性に配慮したデザインパターンの選択肢も加えました。「誰でも・迷わず・正確に」情報が伝わるという理念に基づき、これまで以上に使いやすいマニュアルが提供できるようになっています。
新たに追加されたHTML5ビューアのツールバー位置調整機能は、視認性と操作性を向上させ、利用者の利便性をさらに高めます。操作に迷うことがないよう、インターフェースが工夫されています。
Dojoは累計導入社数が3,000社を超える実績があり、企業の業務効率化の強力なパートナーとして評価されています。PC操作のマニュアルを自動的に生成するこのソフトは、普段のパソコン操作に加え、システムの運用定着に効果的な動画マニュアルや、疑似体験型のシミュレーションマニュアルも手軽に作成できます。さまざまな形式で出力可能で、Excel、Word、PowerPointなどのドキュメントが簡単に準備できるのです。
テンダは、今後もユーザーからのフィードバックを迅速に製品に反映させ、「Dojo」を中心としたDXソリューションのラインアップを拡充予定です。この取り組みにより、業務マニュアルの作成・運用の効率化と品質向上に寄与していく考えです。
具体的な用途としては、社員教育のためのシステム操作マニュアルや業務手順書、eラーニングコンテンツの作成が考えられます。様々な業種でのニーズに応えるために、テンダは今後も、新たな機能やサービスの追加に取り組んでいくでしょう。
テンダの公式サイトでは、Dojoに関する詳細や事例、利用シーンなどが紹介されており、資料のダウンロードも可能です。「Dojo」があれば、企業の業務が円滑になり、より効率的な運営が実現できるはずです。
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テンダの本社は東京都渋谷区に所在し、設立は1995年6月で、業務としてはDXソリューション事業やTechwiseコンサルティング事業、ゲームコンテンツ事業を展開しています。これからもテンダは、最新の技術で企業の効率化を実現していくでしょう。