オデッセイが人的資本管理を強化
株式会社オデッセイ(本社:東京都千代田区)は、SAP SuccessFactors上に開発された「Ulysses人的資本ダッシュボード®」に、人的資本経営成果指標をモニタリングできる新機能を追加したことを発表しました。この新しい機能は、2024年9月26日(木)から利用可能となります。
新機能の概要
「Ulysses 人的資本ダッシュボード®」は、リリース以来、様々な機能強化を行ってきました。その中で、ISO30414に基づいた11の領域に関する38項目や、2023年3月から義務化された有価証券報告書の開示要件に対応した情報をモニタリングしており、多くの企業に利用されています。しかし、新たに追加される機能により、企業はさらに具体的に人的資本の経営効果を可視化しやすくなります。
この新機能では、財務指標5つ、非財務指標8つの合計13指標をピックアップし、ダッシュボード上でのモニタリングが可能です。オデッセイの調査によると、人的資本情報を開示している上場企業の80%以上が、その情報の活用による経営効果を定量的に確認したいと考えていることがわかりました。このニーズに応える形で、企業がその施策の成果をデータドリブンで評価できるツールを提供します。
ダッシュボードの主要特長
1.
データによる意思決定: 経営者は人的資本経営の成果を財務や非財務の観点から定量的に把握でき、データに基づいた戦略的な意思決定を支援します。
2.
効果的なPDCAサイクル: ISO30414や有価証券報告書に基づくモニタリングが可能になり、人的資本のPDCAサイクルを簡単に運用できます。
3.
管理情報の効率化: 自社での管理項目が未決定でも、ダッシュボードにあらかじめ設定された項目を使用して、容易に人的資本の状態を把握できます。
4.
ワンクリックで集計: 人的資本情報の開示のための集計がほぼ自動化され、開示プロセスが格段に効率化されます。
5.
導入の手軽さ: SAP SuccessFactorsと同時にテンプレートを導入することで、ほぼ無料で利用可能です。全ての項目があらかじめ設定された状態で提供され、導入がスムーズです。
経営インパクトの可視化
新たなダッシュボード機能によって、企業は人的資本施策の成果を数値化し、財務と非財務の両面から経営に与える影響を具体的に評価することができます。これにより、次の経営方針や人事戦略の策定に役立ちます。オデッセイは、今後もSAP SuccessFactorsを基にしたソリューションを通じて、企業の競争力を高めることを目指しています。
さらに詳しい情報を得るには
「Ulysses 人的資本ダッシュボード®」に関する詳細や、導入に関する情報は、オデッセイの公式サイトや資料ダウンロード、セミナー参加を通じて得られます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
また、SAP SuccessFactorsの人事ソリューションは、世界中の多くの企業に利用されており、リソースの効率的な活用や経営効果の最大化に貢献しています。