ウェーブスプリッタ・ジャパンの新たな挑戦
米国カリフォルニア州に本社を持つウェーブスプリッタ・テクノロジー社の日本法人、株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンが、新たに100Gbpsおよび400Gbpsの高速光トランシーバの受注を2024年8月1日から開始します。この新製品は、既存のマルチモード光ファイバ配線を最大限に活用するための技術革新が詰まっています。
製品の詳細
WST-QD4-SRB-MC (400Gトランシーバ)
このモデルは、既存の100G SR4用のマルチモードファイバを使用し、400Gbpsの広帯域通信を実現しています。このトランシーバは、波長多重技術を用いることで、ファイバの芯数を増やすことなく高い帯域を確保しています。最大伝送距離は100mで、接続コネクタにはMPO-12が使用され、価格は外税で270,000円です。
WST-QS28-SRB-MD (100Gファンアウトトランシーバ)
次に、400Gbpsポート(QSFP-DD)を4つの100Gbpsに分岐できるモデルも注目されます。このトランシーバは、MPO-12から4対のDuplex LCに分岐するファンアウト光パッチコードを用いることで、柔軟な接続を実現します。最大伝送距離は100mで、価格は外税で110,000円です。
WST-QS28-SRB-C (10G対応100Gトランシーバ)
最後に、100Gbpsポート同士を10G SRで接続するマルチモード光ファイバ対応の光トランシーバもラインナップに含まれます。このモデルは最大100mまでの伝送が可能で、40Gbpsでの運用も可能です。価格は外税で209,000円となっています。
ウェーブスプリッタ・テクノロジーとは
ウェーブスプリッタ・テクノロジー社は、データセンターや通信網に不可欠な光通信モジュールを製造する企業です。特に、高性能コンピューティング(HPC)システムや通信インフラ向けの光イーサネット製品に注力しています。日本国内においても高品質で安定した製品を提供すべく、ウェーブスプリッタ・ジャパンは努力を続けています。
会社概要
株式会社ウェーブスプリッタ・ジャパンは、東京都千代田区神田神保町に位置し、ゼネラルマネージャーは櫻井豊氏です。国内のお客様に対して、ウェーブスプリッタ・テクノロジー社の製品を輸入販売し、高品質な光通信ソリューションを提供し続けています。
ウェーブスプリッタ・ジャパン公式サイト:
https://wavesplitter.jp/
新たな光トランシーバの詳細をぜひご確認ください。通信インフラの進化は、私たちの生活をより豊かにする可能性を秘めています。