地域経済分析システム「RESAS」が新たに進化！True Dataの消費データが搭載

地域経済分析システム「RESAS」の新たな提供開始

株式会社True Dataが提供する消費データが、政府の地域経済分析システム「RESAS」に新たに搭載され、これによって地域経済の理解がさらに深まることが期待されています。この新システムは、使いやすさを向上させた分析メニューを特徴としており、今後の地域経済政策において重要な役割を果たすでしょう。

RESASとは？

「RESAS」（リーサス）は、経済産業省と内閣官房により、2015年から提供されているプラットフォームです。このシステムは、地域経済に関する膨大なデータを可視化し、官民問わず多くのユーザーが利用できる形で提供されています。データは人口や産業構造、観光資源情報、さらにはスーパーマーケットやドラッグストアでの販売データなど、多岐にわたります。

True Dataの貢献

True Dataは2016年より、地域ごとの消費傾向に関するデータをRESASに提供しており、これによって企業はその地域の特性に合った商品開発やマーケティング戦略を立案することが可能になりました。具体的な分析メニューとしては、生活用品の消費動向や生産・消費地の分析があります。

1. 生活用品消費分析は、全国および都道府県ごとの月ごとの購入データを示し、消費者の性別や年代ごとの構成も分析することができます。そして、より詳細な商品別の消費動向を確認したい場合には、True Dataの「ウレコン」にアクセスすることで、個別商品の売上やシェアデータを得ることが可能です。

2. 生産・消費地分析では、自地域の商品がどこで消費されているかを地図上に可視化し、それぞれの消費地におけるシェアを円グラフで表示する機能があります。これにより、たとえば山形県の米菓がどの地域で消費されているのかが一目瞭然です。

データの裏側

True Dataが提供するデータは、全国のスーパーマーケットやドラッグストアから収集された年間10億枚以上のレシートに基づいています。これにより、当社が設計した消費データは、個人情報や店舗特定情報を含まない形で提供され、安心して利用することができます。これらの豊富なデータは、小売業や消費財メーカーだけでなく、幅広い業種で活用されています。