52歳、今ようやく人生が始まるの
2025年6月11日、株式会社KADOKAWAから新たに出版されたフォトエッセイ『52歳、今ようやく人生が始まるの』は、SNSで22万人以上の支持を受けるインフルエンサー・姫さんの半生を綴った作品です。このエッセイには、彼女が直面した困難と、それを乗り越える中で得た人生の知恵が詰まっています。
20代の苦悩と成長
姫さんは、20代に重度のパニック障害を抱え、外出することも人と会うことも困難な日々が続きました。病気だけでなく、彼女の身体には白髪という形で変化も訪れ、その時の苦痛を思い返すと「何度も消えてしまいたい」と感じることもあったと語ります。しかし、そんな彼女を救ってくれたのは、愛するパートナーとSNSという新たな交流の場でした。
痛みを知ることで得た優しさ
「病気を言い訳に逃げる人生はもうやめた」と姫さんは口にします。彼女は、痛みを経験することで、他人に対して優しくなれることに気づきました。同時に、「コンプレックスも武器になる」との信念を抱き、歳を重ねることを恐れず、むしろ楽しむ心構えを持っていきました。彼女にとって、白髪はただの老化現象に過ぎず、むしろ自分を表現する大切な部分となっているのです。
自分の人生を変える力
姫さんは、「自分だけが自分の人生を変えられる」と信じています。彼女のメッセージは、自分自身を受け入れ、痛みや逆境を糧にして人生を楽しむことで、多くの人に勇気を与えています。このエッセイには、彼女の考え方や、これまでの困難を彼女自身がどのように「ギフト」に変えていったかが描かれています。
写真で語るストーリー
本書には、姫さんの人生の大切な瞬間を捉えた美しい写真も多数収録されています。彼女が日々の中で感じた喜びや新たな挑戦への一歩を、視覚的に楽しむこともできます。ページをめくるたびに、彼女の鼓舞するような言葉とともに、新たな発見があるでしょう。
新しい人生の始まり
姫さんにとって、52歳という年齢は新たなスタートです。年齢を重ねることに恐れを抱くのではなく、もっと柔軟に、自分らしく生きることの素晴らしさを伝える彼女の姿勢は、多くの人々に共感を呼び起こしているのです。本書には、姫さんの思いだけでなく、真実の美しさが映し出されています。
著者プロフィール
姫さんは、今感度の高い50代女性として、多くのフォロワーに支持されているインフルエンサーです。彼女は、日常のコーディネートや美容、夫婦の日常をシェアし、多くの人に自分らしさを見つけてもらうためのメッセージを発信し続けています。「こんな歳だから」と自分にブレーキをかけるのはもう終わりと語る彼女は、年齢を重ねても人生が何度でも輝けることを実証しています。
書誌情報
- - 書名: 52歳、今ようやく人生が始まるの
- - 著者: 姫
- - 定価: 1,760円(本体1,600円+税)
- - 発売日: 2025年6月11日(水)
- - 判型: 四六判
- - ページ数: 176ページ
- - ISBN: 978-4-04-607592-5
- - 発行: 株式会社KADOKAWA
- - KADOKAWAオフィシャル 書誌詳細ページ: リンク
姫さんが伝えたかったこと、それはどんな状況でも自分を愛し、受け入れることの大切さです。このエッセイを通じて、多くの人が勇気をもらえることでしょう。