採用説明会の現状
2026-03-13 09:23:47

DX時代の新卒採用:会社説明会に迫る変革の波と課題

新卒採用におけるDXの実態



最近、MIL株式会社が発表した『会社説明会白書2026』は、新卒採用に携わる人事担当者の実態を浮き彫りにしています。特に、近年の採用市場で見過ごされがちな「会社説明会」におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進んでいないことが問題視されています。

人事担当者の現状



調査によれば、回答した300名の採用担当者の42.3%が、現在の新卒採用業務に対し「個人の負担でなんとか維持」「継続が困難」「早急な見直しが必要」と感じています。特に、この時期は月20時間以上の残業や休日出勤が発生しやすく、3月・4月が年間で最も負担の大きい時期であることが指摘されています。

説明会におけるDXの進捗



大手企業であっても、会社説明会の効率化は遅れています。調査では、採用に関するDXツールは導入されているケースが多いにも関わらず、会社説明会に関しては導入差が小さく、6.5ポイントしか進捗が見られないという結果が出ています。これは、採用活動の重要な一部であるにもかかわらず、改革の余地が大きいことを示しています。

オンデマンド形式の課題



調査結果によると、76.4%の人事はオンライン形式での会社説明会を実施している一方、63.7%はオンデマンド形式を未実施とのこと。これは、「会社説明会はリアルタイムで行うべき」という固定観念が強く、実施に至らない理由として「対面重視で必要性を感じない」という意見が多く見受けられました。このような状況は、オンライン形式の活用を妨げています。

成果の見えにくさが壁に



オンデマンド形式を実施していない理由には、「成果が見えにくいため」という点が挙げられています。これは、企業側がどのように動画の視聴データを活用し、参加者の関心を把握するかに課題があることを示しています。実施・継続することの価値を判断できなければ、オンデマンド説明会はますます普及しにくくなるでしょう。

学生との対話を最大化する



最後に、調査において「説明会工数が50%削減できれば何に時間を使いたいか?」という質問に対し、41.0%の人事が「応募学生への個別フォロー」と答えています。つまり、採用担当者は限られたリソースを学生との対話に注力したいと考えているのです。このように効率化を進めることは、単なる業務改善にとどまらず、より質の高い採用活動につながります。

未来への取り組み



MIL株式会社は、説明会自動化サービス『リクルートミル』を通じて、会社説明会のDXを実現しようとしています。このサービスは、インタラクティブな動画を活用し、学生の興味関心を把握することで、より効果的なフォローアップを可能とします。

このような新たな取り組みが、今後の採用活動にどのように影響するのか、非常に注目されます。

ぜひ、これを機に会社説明会のあり方を見直し、効率的かつ効果的な新卒採用を実現してほしいと思います。


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会社情報

会社名
MIL株式会社
住所
東京都新宿区新宿5丁目14-12 天翔オフィス新宿三丁目 301号室
電話番号

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