佐藤優による「インテリジェンス編集工学講義」とは
株式会社編集工学研究所が主催するこの講義は、元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏が講師を務めます。内容は、松岡正剛が提唱した編集工学と、佐藤氏自身のインテリジェンスの視点を交え、特定の書物を深く掘り下げていくというものです。これまでのシリーズは、トランプ政権の背景や日本のあり方に焦点を当ててきましたが、今回はユングの名著『心理学と錬金術』を中心に展開されます。
無意識と創造力の探求
ユングの『心理学と錬金術』は、無意識の深層や人間の心理に関する洞察に満ちた作品です。ユング自身は、錬金術に見られる象徴や言葉を読み解くことで、人間の心の変容のプロセスを明らかにしました。この講義では、その内容を精読しながら、参加者は自らの無意識や創造の源について深く考察していきます。国やイデオロギーに縛られず、普遍的な人間の心理に迫ることがテーマとして掲げられています。
講義の進行方法
講義は全6回にわたって行われ、内容は講義・ディスカッション・オンライン課題共有の三つで構成されています。リアル参加者には、佐藤氏からの課題提示とそれに対する添削が行われ、各回の終わりには講評を受けることができます。また、オンラインでの視聴やアーカイブ視聴も可能で、時間や場所を選ばず受講することができます。
共に考え合い、質疑応答を通じて理解を深めるスタイルは、一方的な情報の受け取りに留まらない実践的な学びを提供します。
初回と最終回の特別開催
本講義では、初回と最終回は実際の会場での講義が予定されています。豪徳寺にある本楼での開催では、書棚に囲まれた空間の中で、受講者同士のコミュニケーションも期待されます。その他の回はオンラインでの配信となり、最新の技術を駆使した高品質な映像で受講者に届けられます。
受講の流れ
1.
書物の精読と課題: 最初にユングの作品を精読し、課題に取り組みながら、内容を深く理解します。
2.
ディスカッション: 受講者同士での意見交換や質問を通じて、お互いの視点を広げます。
3.
プレゼンテーション: 最終回では、受講生によるプレゼンテーションが行われ、佐藤氏からの講評を受けることで、さらなる理解を促します。
開催日程と受講方法
講義は2026年9月26日からスタートし、11月13日までの前半と、12月11日から2027年2月6日までの後半で構成されています。それぞれの回における受講方法も多彩で、オンライン聴講希望者にはアーカイブ視聴が72時間可能なプランも用意されています。
参加にあたっての情報
講義にはどなたでも参加可能で、興味のある方は事前に申込が必要です。自身の中の無意識や創造性を広げる貴重な機会となるでしょう。新たな視点を得るためのこの講義に、多くの方の参加をお待ちしています。