渋谷の新拠点
2018-09-13 10:01:08
渋谷に新たなクリエイティブ拠点「TRAIN TRAIN TRAIN」が仲間を募る
渋谷にオープンした「TRAIN TRAIN TRAIN」
2023年9月13日、東京都渋谷区に新しいストリートオフィス「TRAIN TRAIN TRAIN」がオープンしました。この施設は博報堂ケトルをはじめとする5社が共同で運営するクリエイティブな拠点です。渋谷と代官山を結ぶ地下鉄の跡地に建設され、クリエイターやエンジニア、デザイナーたちが集まり、互いに刺激を受けながら新しいアイデアを生み出せる環境を提供します。
ストリートオフィスのコンセプト
「TRAIN TRAIN TRAIN」のコンセプトは、まさしく「クリエイティブの路面店」に他なりません。通常、クリエイターのオフィスは壁に囲まれて閉ざされた空間になりがちですが、このオフィスはあえて街に開かれたデザインを採用しています。これにより、訪れる人々がショッピングを楽しむように自然に足を運びたくなる仕組みを作り出しています。また、オフィスは5つの異なる会社で構成されており、まるで5両編成の列車のように連なっています。
多様な空間でアイデア発信
「TRAIN TRAIN TRAIN」は2階と1階に分かれた構造を持っています。2階は博報堂ケトルを含むクリエイティブ関連企業がオフィスを構えるスペースですが、共有エリアもあり、楽しく自由な雰囲気が漂っています。一方、1階にはカフェ「No rails」やスナック「No rules」、さらにはギャラリー「7M」もあり、多様な形で訪れる人々を迎え入れています。カフェでは、和の食材を使った新感覚のホットサンドや独自のティーラテが楽しめ、夜はスナック営業も行います。
フリーランスに優しい環境
さらに、「TRAIN TRAIN TRAIN」ではフリーランスのクリエイター向けに月額制のコワーキングサービスが用意されており、Wi-Fiやプリンター、コーヒーなどのフリードリンクが完備されています。また、食事やドリンクの割引も提供されるため、非常に利用しやすい環境となっています。
クリエイティブコミュニティの形成
この新しいオフィスの開設は、クリエイター同士の交流やコラボレーションを促進し、新しい仕事やアイデアを生み出すことを目的としています。博報堂ケトルは赤坂の拠点に加え、渋谷の「TRAIN TRAIN TRAIN」でも新しい働き方が実現できると考えています。異なる場所にオフィスを持つことで、印象や視野を広げ、クリエイティブな課題解決へとつなげていきます。
導入した背景
このアイデアの発端には、ベルリンでの視察がありました。ドイツの首都では、コワーキングの文化が進化し、様々な分野の人々が集まってイノベーションを生み出していました。その影響を受け、この渋南エリアで同様のコミュニティを作りたいと考え、ストリートオフィスの構想が形になりました。
おわりに
新しく誕生した「TRAIN TRAIN TRAIN」は、クリエイティブ業界の新たな一歩を踏み出す舞台となることでしょう。渋谷の活気と創造性が集まるこの場所から、さまざまなプロジェクトが生まれ、未来のクリエイティブシーンに影響を与えることを期待しています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社博報堂ケトル
- 住所
- 東京都港区赤坂3-13-16ネット赤坂ビル 1/2F
- 電話番号
-