渋谷の未来を形作る
2023-06-21 14:00:02
渋谷民の幸福と誇りを育む新たな組織設立 - シブヤ・スマートシティ推進機構とは
渋谷区の「シブヤ・スマートシティ推進機構」設立の背景と活動
渋谷区が新たなステージへと移行し、市民の幸福と誇りを高めるための組織が誕生しました。令和5年6月1日、「シブヤ・スマートシティ推進機構」が一般社団法人に移行し、新たに活動をスタートさせました。この機構は、渋谷区の基本構想に基づき、産官学民の連携を通じて地域課題の解決に取り組むことを目的としています。
組織の概要と目的
「シブヤ・スマートシティ推進機構」は、代表理事に森川博之氏を迎え、65社の正会員と11社の賛助会員によって支えられています。この組織は、地域の特性を活かし、スマートサービスの創出や都市のスマート化に関する提言などの活動に携わります。
具体的な活動内容は、安心・安全を確保するためのプロジェクトや、デジタル技術を活用したコミュニケーションの強化、多様性が溢れる文化の発信など多岐にわたります。そして、ウェルビーイングの向上を図ることで、渋谷の街を利用するすべての人に貢献することを目指しています。
具体的な活動とプロジェクト
安全・安心に向けたプロジェクト
渋谷区では、平時から市民が安心感を持てる街づくりを重視しています。その一環として、緊急事態時にも役立つ「フェーズフリーマップ」の作成を予定しています。このマップは、避難先や備蓄情報、さらには日常の店舗情報、熱中症の危険予測などを組み合わせ、利用者がスムーズに情報を得られるようにするものです。
また、アウトドアアクティビティを取り入れた避難訓練も計画中です。地域住民や来街者が主体的に参加できる形で、遊休地を活用してキャンプ体験を提供し、有事に対する意識向上を図ります。さらに、デジタルサイネージを効果的に利用した避難経路の誘導や、平時のカルチャー発信なども検討されています。
文化とエンターテイメントの育成
「シブヤ・スマートシティ推進機構」では、渋谷らしさを活かしたPOP UPイベントの実施も予定しています。独自のカルチャーを育むこのイベントは、街の中で新たな発見や体験を提供する場となります。これにより、渋谷が持つ多様な文化をさらに発展させ、愛着を持てる街づくりを進めていく考えです。
若手クリエイターや発信者を応援するため、彼らが集まり、交流するプラットフォームの構築も目指しています。コラボレーションを通じて、地域に新しい価値をもたらすことを期待されています。
環境と持続可能性の意識
さらに、循環型社会への転換も重要なテーマとして取り上げられています。渋谷のごみのアップサイクルを促進するプロジェクトでは、ごみを捨てたくなる仕掛けや清掃活動のフィードバックを通じて、市民の環境意識を高めていく方針です。*
「シブヤ・スマートシティ推進機構」は、これからの渋谷の未来を形作る重要な役割を担っています。市民の幸福と誇りを育むためのさまざまな取り組みを通じて、渋谷区全体の活性化を図ることでしょう。今後の展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人シブヤ・スマートシティ推進機構
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町1番1号
- 電話番号
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