McCormick、AnyX導入でタイのEC売上が前年比3.1倍に増加

McCormickのEC成功を支えたAnyXの力

米国のスパイスメーカー「McCormick（マコーミック）」が、タイ市場でのEC売上を前年比でなんと3.1倍に増加させる大成功を収めました。この背景には、AnyMind Groupが提供するECマネジメントプラットフォーム「AnyX」があり、同社の支援を受けたSino-Pacific Trading社の努力も大きな要因です。

タイ市場の競争とMcCormickの挑戦

タイでは、調味料市場が激しい競争にさらされています。特にShopeeやLazadaといったECモールにおいては、効果的な店舗運営が売上成長の鍵となります。McCormickは、複数の課題に直面した結果、AnyXと連携することにより、EC運営の効率化や販売最大化を図ることになりました。

AnyXの導入で効率的なデータ管理を実現

AnyXを活用することで、McCormickは受注、在庫、広告データを一元化。これにより、売上や商品トレンド、広告成果、さらには顧客の行動をリアルタイムで把握することが可能となりました。また、タイ市場における消費者行動に基づくデータ分析も行うことで、マーケティング施策を適切に立案し実行することができました。

結果としての大幅な売上増

具体的な成果として、ECのGMV（流通総額）は前年に比べ約3.1倍、つまり283%増加。また、注文件数も前年比で約2.8倍、すなわち177%の増加を記録しました。さらに、コンバージョン率も4.7%から6.8%へと上昇し、約1.4倍の改善を見せています。このように、AnyXによる支援が、どれだけの影響を与えたかが数字から明確に示されています。

AnyXの多機能性

AnyXは、ECモールや自社ECサイトを一元管理することで、EC運営を支える強力なプラットフォームです。その機能は、業務効率化とデータ活用にとどまらず、各国の市場に特化したローカル知見を基にした支援を行います。これにより、クライアント企業の事業成長を促進する多様なソリューションが提供されています。詳細は公式サイト(https://any-x.com/ja)で確認できます。

AnyMind Groupの全体像

AnyMind Groupは2016年にシンガポールで創業し、15ヵ国・地域に展開しています。EC、マーケティング、生産管理、物流など多岐にわたる領域で、11のプラットフォームを運営。特に、BPaaS（Business Process as a Service）モデルにより、DX推進や業務の効率化を実現し、幅広いクライアントの事業成長に貢献しています。東証グロース上場（証券コード：5027）を果たし、日本を含むさまざまな地域で信頼を得ています。詳しくは公式サイト(https://anymindgroup.com/ja/)を参照してください。