地域創生を進める!スモールコンセッションプラットフォーム設立のご案内
スモールコンセッションプラットフォーム設立への期待
政府は、地域の課題解決やエリア価値の向上を目指し、官民が協力して遊休公的施設の活用を推進する「スモールコンセッション」を掲げています。この新しい試みを実現するため、これからの12月16日に「スモールコンセッションプラットフォーム」を設立し、その会員の募集が開始されます。地域の活性化を図るこの動きがどのように展開されるのか、注目が集まっています。
スモールコンセッションとは?
「スモールコンセッション」とは、地方公共団体が持つ遊休公共施設を民間に活用してもらう取り組みです。たとえば、未使用の公園や体育館、歴史的な建物などを利用し、地域に根付いたビジネスを展開することで、魅力的な地域づくりを促進します。この取り組みは単に施設を有効活用するだけでなく、地域住民の交流や経済的な活性化にも寄与します。
新プラットフォーム設立の背景
近年、地域創生が重要なテーマとなっており、さまざまな課題が浮かび上がっています。公的施設の過疎化や不適正な利用が進む中で、どのようにこれらの資源を有効に活用できるかが問われています。今回のスモールコンセッションプラットフォームの設立は、官民が連携し、地域の特性に合った事業の進め方を模索していくことが期待されています。これにより、他の官公庁や企業との連携も深め、地域の魅力を高めることが可能になるでしょう。
設立を記念するシンポジウムの開催
プラットフォームの設立にあたり、特別なシンポジウムも開催されます。日時は2026年12月16日(月)13:30から16:10まで、会場は東京都千代田区の秋葉原コンベンションホールです。参加は無料で、さまざまなプログラムが用意されています。特に基調講演では、スモールコンセッションの実践事例などが紹介され、専門家によるパネルディスカッションも行われる予定です。
プログラム内容
1. 開会挨拶 - 国土交通省や内閣官房、内閣府からの挨拶
2. 趣旨説明 - スモールコンセッションの意義と目的を国土交通省より説明
3. 基調講演 - 東北芸術工科大学の馬場正尊氏から、「スモールコンセッションの実践と可能性」についての話が聴けます。
4. パネルディスカッション - 地方創生における企業の参画方法や資金調達のあり方、組織の構築について討論します。
参加方法とお申し込み
シンポジウムに参加するには、申込フォームからお申し込みが必要です。対面で参加する場合と、WEB参加が選べます。申し込みの締切は2026年12月10日(火)17:00ですので、お早めにお申し込みください。地域活性化・地域経済を考える貴重な機会となるこのシンポジウムに、ぜひ積極的にご参加ください。地域の未来を築く一助となることを期待しています。
お問い合わせ先
国土交通省 総合政策局 社会資本整備政策課 までご連絡ください。これからのスモールコンセッションプラットフォームへの参加が、企業や団体の可能性を広げる一歩となります。