ONE DEJIMAがmultibook導入で業務効率化を加速

ONE DEJIMAが「multibook」を導入し新たな会計業務を開始

株式会社マルチブックが提供するグローバルクラウドERP「multibook」が、Ocean Network Express (ONE)の子会社であるONE DEJIMA株式会社によって会計システムとして採用されることが発表されました。この取り組みは、ONE DEJIMAが新たに展開する会計業務の受託を支えるもので、国内外の企業に対して高品質なサービスを提供することが期待されています。

ONE DEJIMAの概要

ONE DEJIMAは、2023年12月に設立された会社で、長崎市に本社を構えています。ONEがシンガポール本社から人事や会計業務、戦略立案などの専門業務を受託し、地域経済の活性化を目指しています。「長崎から世界を支える」という企業ミッションの下、ONE DEJIMAは親会社に依存せず、独自の成長を遂げることが期待される出島組織として位置づけられています。

その社名には、かつての出島のように多様な能力を持つ人々が集まり、新たな価値を創出するという意志が込められています。新しい会計業務の受託部門を設け、業務の高度化と専門性の向上を目指しています。

multibook採用の背景

グローバル市場での競争がますます厳しさを増す中、業務プロセスの効率化は企業にとって重要な課題です。そのため、ONE DEJIMAは自社のERPシステムに「multibook」を選択しました。これにより、迅速な財務データの共有や国際的な規制に準拠した管理の実現が見込まれています。

導入後は、以下のようなサービスが展開される予定です：

- リアルタイムでの財務データの可視化
- グローバル拠点間での迅速な情報共有
- 各国の法律に対応した財務管理の統一
- クラウド技術による高いデータアクセス性
- 多様な通貨・言語への対応
- 高度なBPOサービスによる競争力向上

このようにして、ONE DEJIMAは業務効率化を図るとともに、信頼性の高いBPOプラットフォームの構築を推進します。

未来に向けた展望

株式会社マルチブックとの提携により、ONE DEJIMAは今後もグローバルな業務拡大を目指していきます。特に、ONEグループに限らず、他の国内外企業に対しても「multibook」を活用したBPOサービスを提案し、リーディングプロバイダーとしての地位を確立する方針です。

また、今後はAIやRPA技術を活用し、さらなる業務自動化やデータドリブンな意思決定を可能にする新たなBPOモデルを構築することを目指しています。この取り組みは、長崎から世界に向けてのビジネス展開を加速させることでしょう。これからの進展が非常に楽しみです。