新たな連携が可能に
PROJECT GROUP株式会社(東京都千代田区、代表取締役:田内 広平)は、ABテストツール「Optimize Next」のバージョンアップを行い、Microsoftが提供するアクセス解析ツール「Clarity」との連携機能を開始したことを発表しました。この連携によって、Clarityのヒートマップやセッションリプレイ機能がOptimize Nextで実施したABテストに基づいて分析できるようになります。
連携の詳細
この新しい機能では、Optimize NextがABテストを行う際に、テストパターンIDをClarityに送信できます。これにより、特定のテストパターンに割り当てられたユーザーの行動を詳細に分析することが可能になります。ユーザーは、フィルターを適用することで、このテストパターンIDに基づくデータを簡単に取得できます。
フィルター適用後のClarityダッシュボードには、Optimize Next上のリンクを使って素早く移行でき、手動での設定は不要です。さらに、ABテストの実施期間に関する情報も反映されるため、分析がよりスムーズになります。
対象プランについて
この新しい機能の利用には、Optimize Nextの「ベーシックプラン」または「プレミアムプラン」が必要です。これらのプランを利用していない「フリープラン」または「スタータープラン」のユーザーは、この機能を使用するためにプランのアップグレードが必要です。プランの詳細は、Optimize Nextの公式サイトを参照してください。
開発責任者からのコメント
Optimize Nextの開発責任者である植松氏は、今回の連携に関して「最近、Clarityを使ってのABテストパターン別分析を希望する声が増えていた。このニーズに応えるために迅速に開発を行った」と述べています。これにより、多くのマーケターが求めていた「ヒートマップ機能」を利用できるようになり、手応えを感じているとのことです。今後は「ツール連携ハブ」という新たな役割を目指し、さらなるコラボレーションを計画しているとのことです。
Microsoft Clarityについて
Microsoft Clarityは、完全無料で提供されるアクセス解析ツールです。ヒートマップやセッションリプレイなど、多彩な機能を備え、全世界で100万以上のウェブサイトに導入されています。その使いやすさと多機能性から、多くのマーケターからの支持を受けています。
Optimize Nextについて
「Optimize Next」は、Googleオプティマイズの廃止後の代替ツールとして、日本国内で最も支持されているABテストツールです。現在、5300を超えるウェブサイトに導入されており、サーバーレスでの運用が可能なため、コスト効率に優れています。また、デザインは日本語中心で、使いやすいインターフェースが特徴です。ABテストのノウハウを活かし、誰でも扱いやすい設計となっています。
PROJECT GROUP株式会社について
PROJECT GROUP株式会社は、グロースハックの分野でトップクラスの実績を誇るマーケティング戦略コンサルタント企業です。彼らは150社以上、250サービスで25,000件以上のABテストを行い、累計100億円以上の売上改善を実現しています。全てのスタッフがデータアナリストであり、データドリブンなアプローチを行っているのが特徴で、さまざまな企業と共同で研究を進めています。今後の展開にも期待が寄せられます。