Metagri研究所が切り拓く農業の未来
千葉県船橋市に本社を置く株式会社農情人が運営する「Metagri研究所」は、2025年度のインターン生募集を開始しました。このインターンシップの最大の特徴は、農業と最新のテクノロジー、特にweb3を組み合わせた新しいアプローチです。特に、若い世代の高校生、大学生、大学院生が中心になって、NFTやメタバースを利用したプロジェクトを推進し、農業の新しい可能性を探る機会が与えられています。
インターンシップの背景
Metagri研究所は「最新テクノロジーの力で、農業をもっと身近に、もっと楽しく」をミッションに掲げています。ブロックチェーン技術を活用し、DAOやNFTといった新しい枠組みを取り入れた農業の形を模索しています。インターン生には、地域農業の活性化を目的としたプロジェクトに参加してもらい、テクノロジーを通じて農業を一般の人々にもっと身近に感じてもらう取り組みを支援していただきます。このような新しい試みを、若い力でけん引してもらいたいと考えています。
実施されるプロジェクトの事例
1. NFTを活用した農業支援
「選べる柑橘接ぎ木NFT」というサービスを導入しています。このプロジェクトでは、シークワーサーの樹に希少品種の柑橘を高接ぎすることで、オーナーは自分だけのオリジナルな柑橘を栽培することができます。この権利はNFTとして発行され、ブロックチェーンで管理されています。
2. メタバースで楽しむ農業体験
Z世代やα世代をターゲットにした「バーチャル農業空間」も注目です。オンラインで様々な作物の栽培、収穫を楽しむことができ、2025年にはメタバースで収穫量を競う「収穫コンテスト」が開催されます。入賞者にはリアルのみかんが贈られるなど、バーチャルとリアルが融合する新しい体験が提供されます。
3. AIを活用した新しい試み
農業にAIを取り入れた「農業AIスタンプコンテスト」も企画されています。参加者はさまざまなAIツールを駆使して、農業コミュニティで活用できるオリジナルのスタンプを制作します。楽しみながらAIに触れられるこのコンテストは、参加者の創造性を引き出す絶好の機会です。
募集要項と応募方法
活動期間
2025年4月1日~2026年3月31日の1年間。活動は週3日程度で、リモートが中心となります。
対象
高校生・大学生・大学院生が対象で、学年は不問です。新しいことに挑戦したい方、チームでの活動が好きな方、農業やテクノロジーに興味がある方を求めています。
応募方法
Metagri研究所の公式サイトにある登録フォームに必要事項を記入し、申し込みを行います。応募期間は2025年2月21日から3月31日までです。
Metagri研究所について
Metagri研究所は、2022年3月にスタートし、すでに1,000名以上のメンバーが参加しています。「研究所」という名称には、失敗を恐れず新たな実験に挑戦し続ける姿勢が込められています。リンゴ、イチゴ、メロン、ブドウなど多様な農作物にブロックチェーン技術を組み合わせて、持続可能な農業の実現を目指しています。この取り組みを通じて、「FarmFi」モデルの構築をはじめ、さまざまな実証実験や地域支援を行っていく予定です。興味のある方は、ぜひコミュニティへの参加をご検討ください。