新田和長氏の初著作『アーティスト伝説レコーディングスタジオで出会った天才たち』
伝説の音楽プロデューサー新田和長がそのキャリアを通じて出会った天才たちとのエピソードを描いた書籍が、2024年9月17日に発売されます。本書『アーティスト伝説レコーディングスタジオで出会った天才たち』では、忌野清志郎、加藤和彦、小田和正、財津和夫、森山良子など、数々の日本の音楽シーンのレジェンドたちと向き合った新田氏の思いが込められています。
新田和長氏は、日本の音楽界に多大な影響を与えてきたA&Rのレジェンドです。東芝EMIでのレコードプロデューサーとしての活動や、自ら設立したファンハウス、ドリーミュージックを通じて多くのヒット曲を世に送り出してきました。彼は、音楽のプロデューサーとしてアーティストと協力しながら、新しい音楽を形作っていくことに情熱を注いできました。
本書は、新田氏にとって初めての著作となり、その内容は多岐にわたります。音楽制作の現場でのリアルな体験や、アーティストたちとの交流を通じて得た知見が豊かに描かれています。自身も大学在学中にレコードデビューを果たし、その後すぐにディレクターに転身した新田氏は、音楽の裏方としてアーティストを支える道を選びました。彼が見つめた天才たちの姿が、活字を通じて立ち上がる様子は、まるで音楽の巨大な物語が目の前に展開されるかのようです。
書籍は、音楽制作における新しい視点を提供するだけでなく、アーティスト同士がどのように協力し合い、素晴らしい作品を生み出していくのかを明らかにしています。新田氏は「音楽制作はチーム力の団体戦であり、場と時代が重なることでヒットが生まれる」と語っています。その言葉が示す通り、多くのアーティストとプロデューサーが協力し合って成し遂げた成果が本書には詰まっています。
書籍の目次
本書の目次は多彩であり、各章で新田氏が特に気に入っているアーティストや楽曲について深く掘り下げられています。目次の一部を以下にご紹介します。
- - プロローグ ザ・リガニーズ「海は恋してる」
- - 1. 忌野清志郎の誕生「宝くじは買わない」
- - 2. ザ・ビートルズと高嶋弘之
- - 3. 石川鷹彦と「フォーク・ビレッジ」
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このように、各章は新田氏が関わった数々の名曲とその背後にあるストーリーをつづり、アーティストとの心の交流を感じさせます。特に、音楽制作の場で感じた「ものづくり」の醍醐味や、アーティストたちの魅力について率直に語られる部分は、読者に深い感動を与えることでしょう。
書籍の発売に先駆けた取り組み
著者の新田氏は、書籍の刊行に先駆けて、9月6日から電子書籍の無料お試し版を配信開始しています。興味を持たれた方はぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。音楽に魅了された人々にとって、この作品は必見の一冊です。
新田和長氏の音楽に対する熱い想いが詰まった本書を手に取られることで、より多くの人々が日本の音楽の深い世界に触れ、楽しむきっかけとなることを願っています。