自動車産業の未来
2021-10-27 11:30:02
日本の自動車産業の未来を探る国際ウェビナーが開催
日本の自動車産業の未来を探る国際ウェビナーが開催
近年、世界中で環境への配慮が高まり、脱炭素化が急速に進んでいます。その影響は、自動車業界にも及び、ガソリン車やディーゼル車の販売禁止が進められる中、日本の自動車産業は未来を見据えた対応を迫られています。特に、欧州連合(EU)では7月14日にガソリン車だけでなく、ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の販売も禁止するという大きな決定が下されました。ここに至るまでの経緯と、日本における今後の展望について、国際ウェビナーで詳しく報告される予定です。
このウェビナー「日本の自動車産業に未来はあるか」は、2021年11月11日の日本時間17:00から18:30まで開催され、参加費は無料です。Zoomプラットフォームを利用し、日英同時通訳も用意されています。このイベントは、国際環境団体「Climate Group」が主催し、新時代戦略研究所(INES)などの後援がついています。
世界の潮流と日本の現状
日本の自動車業界は、長らくハイブリッド技術に力を入れてきましたが、世界が急速にEV化へとシフトしている中で、その競争力が問われる状況です。特に、COP26に合わせて開かれる本セミナーでは、国際的な視点から日本の自動車産業を見直し、進むべき方向性について議論が交わされます。
発表者と内容
ウェビナーには著名な専門家が登壇し、それぞれの立場から貴重な見解が示されます。例えば、Climate GroupのAngela Hultgerg氏が「COP26の報告/世界からみた日本の自動車業界」について語り、電力中央研究所の池谷知彦氏が「電力のゼロエミッション化と電気自動車の活用・課題」について話す予定です。
また、日本電動化研究所の和田憲一郎氏は「日本における環境対応車の現状と将来」を、イタリア・トリノのIAAD教授井上眞人氏が「なぜ急速なEV化が日本の未来に必要なのか」など、多角的な視点からの講演が期待されます。
EV化の急務とリスク
さらに、東京電力グループの河野秀昭氏が「電動車普及に向けた取り組み」について報告するなど、企業側の視点も交えています。急速なEV化が求められる中で、日本の自動車産業が抱える経済的リスクや新たな取り組みの重要性が強調されることでしょう。このウェビナーは、日本の自動車産業の行く末を考える重要な機会です。
参加方法
本ウェビナーへの参加希望者は、特設のリンクまたはQRコードを通じて申し込みが可能です。申し込みは無料で、詳細は追ってメールで連絡されます。このイベントは、今後の自動車産業に携わる全ての人々にとって必見の内容となっています。
政府や企業、そして一般市民が一体となって、日本の自動車産業が持続可能な未来を作り出すための一歩を踏み出すことが求められています。このウェビナーを通じて、多くの人々がその必要性と具体的なアクションについて理解を深めることができるでしょう。
詳細やお問い合わせは、指定の連絡先までご連絡ください。いよいよ大きな変革が訪れます。日本の自動車産業の未来に興味がある方は、ぜひご参加ください。
会社情報
- 会社名
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The Climate Group, Inc
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-9-6十全ビル101 GR Japan(株)気付
- 電話番号
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