名古屋市が協力する農地調査の先進技術
名古屋市は先進的な技術を使って社会の課題解決に取り組む「Hatch Technology NAGOYA」プログラムを実施しており、このプログラムにおいてエアロトヨタと一般財団法人リモート・センシング技術センター(通称RESTEC)が共同で提案したプロジェクトが選ばれました。このプロジェクトは、固定資産税の課題に対する革新的な解決策として、「炎天下の現地巡回にさよなら」という目標を掲げています。
このプロジェクトの背景には、固定資産税の農地調査が年に何度も行われる必要があることがあり、特に夏場の過酷な条件下での実地調査は職員にとって大きな負担となっています。これにより、従来の方法では効率的な業務遂行が困難であったため、技術を搭載した解決方法の必要がありました。
衛星データとAIで農地の状況を可視化
今回のプロジェクトでは、エアロトヨタが持つ固定資産税業務の知識と、RESTECが誇る衛星データ解析技術を駆使します。具体的には、SAR衛星および光学衛星によって得られた画像をもとに、農地の状態をAIによって解析します。例えば、1月に撮影された航空写真では、農地の利用状況を正確に知ることができず、現地調査が夏から秋に集中して行われていました。このプロジェクトでは、AIによる分析結果を利用して事前に調査が必要な農地を特定することを目指します。
この手法により、職員は机上で農地の調査が必要かどうかを判断し、調査対象となる農地を絞り込むことが可能になります。さらには、巡回対象農地については、効率的な調査ルートを作成することで、業務全体の大幅な効率化を図ります。これにより、従来のような炎天下の過酷な条件での巡回が減少し、職員の負担軽減につながるでしょう。
実施スケジュールと問い合わせ先
このプロジェクトは、事業契約締結日から始まり、2027年3月を予定した実施期間が設定されています。長期的に見れば、農地調査の効率化が進み、行政業務の革新が促されることが期待されます。
具体的な技術開発や実証に興味がある方は、以下の問い合わせ先をご参照ください。
TEL:049-244-4817
FAX:049-246-7299
E-mail:
[email protected]
エアロトヨタ公式サイト
- - RESTEC(技術開発や実証全般に関すること)
TEL:03-6435-6710
FAX:03-5777-1580
E-mail:
[email protected]
量的なデータが活用できる時代において、AIと衛星による技術革新が固定資産税業務の効率化を類を見ないほどに進化させることが期待されています。