旭テクノロジーが新たなドローン点検サービスを開始
株式会社旭テクノロジーは、原子力発電所を含む産業用プラント向けに、ドローンを活用した点検サービスの本格展開を発表しました。これまでも40年にわたり、各種プラントの保守点検を手掛けてきた同社ですが、これに加えて最新のドローン技術を駆使して、より効率的かつ安全な点検業務を実現します。
40年の経験をドローン技術に活かす
当社は、プラント・橋梁・下水道管など様々なインフラに対する累積225件のドローン点検実績を有しています。この間に培ったノウハウを活かし、特に人が立ち入れない高所部分や危険な場所の点検をより正確に行うための体制を整えてきました。過去の経験とドローン技術の融合は、当社の強みです。
ドローンの導入により、危険な高所や閉所などにあたる点検が可能になり、これまで時間とコストがかかっていた足場の設置を減少させることが期待されています。また、専門の人材不足という現今の課題にも対応し、プラント・ドローン両事業部が連携することで、より高いレベルの点検を実現します。
社会インフラのニーズに合致するサービス
電力需要の急拡大や脱炭素社会の実現のためには、既存のエネルギーインフラを安全に維持し、効率的に管理することが欠かせません。そこで、旭テクノロジーは、ドローンを用いた国内インフラ・設備点検市場における需要の高まりを受けて、新サービスを本格的に展開します。この市場は2025年度には1,003億円、2028年度には1,500億円超に達する見込みだとされています。
特に、設備の老朽化や保守点検に必要な専門人材の確保が難しい現状において、旭テクノロジーのサービスは重要なソリューションとなるでしょう。
具体的なドローン点検の内容
新サービスでは、高所部分の肉厚計測、エアヒーターの目視調査、冷却塔などの詳細な点検を行います。これにより、プラント特有のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。また、定期的な点検業務を通じて、設備の健康状態を正確に把握し、適切なメンテナンスを行うことが期待されます。
未来の点検業務への展望
旭テクノロジーは、今後さらにAI画像解析やリモート点検、デジタルツイン技術との統合も視野に入れ、点検業務の高度化を目指します。将来的には、より安全で迅速な点検の実現が期待されています。また、社会のインフラ全体の維持管理課題に対しても、積極的に取り組んでまいります。
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