KANNA、オフライン機能
2024-06-26 12:05:12

現場DXサービス「KANNA」、オフライン機能提供開始!通信制限があってもアプリが使えるように

現場DXサービス「KANNA」、オフライン機能を提供開始!



建設現場の生産性向上を支援する現場DXサービス「KANNA(カンナ)」を提供する株式会社アルダグラムは、6月26日より、ネットワーク接続に制限がある環境でもアプリが使える「オフライン機能」の提供を開始しました。

この新機能により、地下や山間地、工場などのネットワーク環境が制限されている場所、災害で通信障害が発生した際など、オフラインの環境でもKANNAのスマートフォンアプリが利用可能になります。これにより、案件情報の閲覧やデジタル帳票への書き込みが可能となり、現場の業務効率化に貢献します。

開発背景



国土交通省は、建設現場の生産性向上を目指し、「i-Construction」を推進しています。この取り組みには、ICTの活用が不可欠ですが、建設現場では、地下や山間部、厚いコンクリート壁があるビルなど、ネットワーク接続が難しい環境も多く存在します。

これまでKANNAはネットワーク接続が必要であったため、このような環境ではスマートフォンアプリを利用することができませんでした。特に、現場で直接入力する場面が多いデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」では、オフライン機能の提供が強く求められていました。

想定される活用場面



このオフライン機能は、以下のような場面で有効活用されると期待されています。

山間地や離島、地下や高所(例:配送電鉄塔工事、太陽光発電設備工事、風力機工事、トンネル工事)
分厚いコンクリート壁に囲まれた環境(オフィスビルや大型商業施設の建設現場、プラント工事)
電磁波の影響でネットワークが不安定な環境
通信機器の持ち込みを制限している環境(例:製造工場、倉庫)
* 災害で通信環境が停止してしまった場合

オフライン機能の概要



今回のオフライン機能は、AndroidとiOSのいずれにも対応しており、すでにKANNAを利用しているユーザーは無料で機能を追加できます。新規利用の場合も申し込み不要で付帯されます。

オフラインモードでは、KANNA上にあらかじめダウンロードした案件情報を一覧表示でき、詳細情報の閲覧が可能です。さらに、オンライン環境で事前に作成した帳票に対して、オフラインで入力・編集を行うことができます。今後、順次オフライン対応範囲を広げていく予定です。

現場DXサービス「KANNA」について



「KANNA」は、建設業、不動産業、製造業など、世界中のノンデスクワーク業界における現場の生産性アップを実現する「現場DXサービス」です。事務作業や移動時間、コミュニケーションの手間を削減し、作業の生産性を最大化することを目指しています。Appストアでのアプリ評価は「4.5点」(5点満点)と高く、ITツールに不慣れな方にもシンプルで使いやすい設計が特徴です。

「KANNA」は、現場を支えるプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」と、ペーパーレス化を推進するデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の2つのサービスを展開しています。

株式会社アルダグラムについて



株式会社アルダグラムは、テクノロジーの力で、建設業・不動産業・製造業などに従事している世界中のノンデスクワーク業界の生産性向上に取り組んでいます。2020年7月にプロジェクト管理アプリ「KANNAプロジェクト」をリリースし、2022年5月には株式会社MonotaROと資本業務提携、今年5月にはパナソニック株式会社と資本提携を締結しました。

「KANNA」は、国内外で40,000社が利用(2024年2月現在)しており、日本のみならず海外にも展開しています。タイ、ベトナム、インド、スペイン、メキシコなど世界70ヵ国以上(2024年2月現在)に展開しており、日本語版に加え、英語版・タイ語版・スペイン語版、ベトナム語の多言語対応もしています。また、2023年11月にはKANNAシリーズ第2弾としてデジタル帳票アプリ「KANNAレポート」の提供も開始しました。

オフライン機能で現場の業務効率化をさらに加速!



現場DXサービス「KANNA」のオフライン機能は、建設現場における業務効率化をさらに加速させる画期的な機能だと感じます。従来、ネットワーク環境に左右されてきた現場での作業が、このオフライン機能によって、場所を選ばずにスムーズに行えるようになることは、大きなメリットです。

特に、地下や山間部、災害時など、ネットワーク接続が不安定な環境では、この機能が威力を発揮するでしょう。現場作業員は、これまで通信環境に縛られることなく、いつでもどこでも必要な情報を閲覧したり、デジタル帳票に入力したりすることができるようになります。これは、作業の効率化だけでなく、現場の安全確保にも大きく貢献すると言えるでしょう。

さらに、オフライン機能は、デジタル化への移行を促進する役割も担っています。従来、紙ベースで行われていた業務をデジタル化する際には、ネットワーク環境が必須でした。しかし、オフライン機能があれば、ネットワーク環境が整っていない現場でも、デジタル化を進めることができます。これは、ペーパーレス化による環境負荷の軽減や、業務の効率化、データ管理の強化など、様々なメリットをもたらします。

「KANNA」は、オフライン機能の提供を通じて、現場のデジタル化をさらに推し進め、建設業界全体の生産性向上に貢献していくことが期待されます。今後も、現場のニーズを捉え、進化を続ける「KANNA」に注目していきたいです。

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